こんにちは。
帯屋うなみです。
こないだまで聖路加国際病院に
数日間入院していた私ですが↓
その時にふと思いついた事がありまして。
この場を借りて、その思いつきを
お読みいただこうかと存じます。
私、元々定食ってものが大好きなんですが、
上記の投稿に写真も貼ってましたけど
入院した事ない方には
「地味だ～」って思われるかもしれないような
ああいう病院の定食も好きで、
そして去年まで母が入居していた、
長崎では良い感じの老人ホームの
食事も定食形式で、
それも彩り豊かで大好きでした。
街場のお店の定食も好きなんだけど
上記の定食たちの何が勝るのかというと
カロリー計算やバランスなど考えられていて
わたしゃあんまりカロリー信者ではないのですが
安心して食べられる、
という所。
病院や老人ホームでは規則正しい生活を強いられるので
それで体調が整うってのも一つの要因とは思うけど、
大して定食の中にお野菜入ってないというか
むしろいつもの方が野菜食べてるんじゃない？
と思うレベルの、
特に多くもないと感じる量の野菜しか
その定食には入っていないのだけど
宿泊して翌日の朝にはお通じがあって
毎日あって、
その食事の威力だろうと私は思っている。
しかしながら、それだけならタニタの食堂とか
そういう健康系の所でも同じようなメリットが得られると思う。
だけど、病院や老人ホームで供される定食の
本当のメリットは別のところにある。
それはその量に於いて、
街場のお店とは決定的な違いを見せつけているのである。
街場の定食は、量は普通だと思う。
男の人も普通に大丈夫な感じだったり、
ご飯の量が選べたり、
おかずも揚げ物だったりして満腹感を得られる
内容と見た目。
だけど、病院や老人ホームの定食は
明らかに量が少ない！
腹八分を完全に体現しています。
そこが、絶対的に良い所であり、
他の追随を許さない所なのであります。
量が決まっているので
健康や減量を意識している人ならば
「この量でよし！」とするじゃないですか。
もしも、量を多く出されていたら、
すんなり食べる人だったとしても
「これがアナタの一人分ですヨ」
と出されたら、甘んじてそれを食べる。
それが最大のメリットです。
好きに食べさせてくれると食べすぎる。
なので、少ない量だけを提供してくれよ、
ということです。
健康を打ち出しているお店でも
それらの定食と比べるとどうしても量が多い。
あんな風に、すでに腹八分として出してくれたら
腹八分で食べるのに、
たくさん出されると、
残すほど自分を律せていないので食べてしまうw
そんな弱く小さな存在の私たちの救世主として
現代日本に彗星の如く現れる「腹八分屋（仮）」w
これで1600kcal
バナナ１本も食べられるってのが嬉しかったw
これほど腹八分を心がけなさいと口を酸っぱくして
各方面から言われているのに、
街の食事の量のなんと多いことか。
なので、腹八分屋（仮）を作って
粗食でバランスの良い定食を出すお店をやったら
売れるんじゃないか!?
と思った次第。
健康志向の今なら、
ただの「健康志向風」なお店から
頭一つ抜きん出て、
こういうちゃんとしたのを出すお店があったら
毎日行きたい人多いんじゃないだろうか。
なんで、こういうお店ないんだろうと思うけど、
地味だし、量も少ないとなると
一食を安くしないといけないから
売り上げが上がらない、とか思うのかしら。
でも、もちろん見た目は派手で映える感じじゃないにしろ
美味しそうに作って、食材もこだわって
バランスも管理栄養士さんがやっているなどであれば
そんなに安くなくても良いと思うんですけどねぇ。
それにビジネス街にほど近い場所にお店があったら
自炊するよりも体に良い、ということで
独身のビジネスパーソンが
「ハレ」の日の食事として年に何回か行く
というのじゃなく、
日々の「ケ」の食事として
頻繁に来てくれるんじゃないかしら。
そしてメニューは
腹八分定食と
腹六分定食がある。
そして、ご飯のお代わりや大盛りもできるんだけど、
その時、普通の定食屋なら
「追加ご飯は一杯300円になりますがよろしいですか？」
なんて訊いてくるけど、
その腹八分屋（仮）はチョットそこはひねっていて
「追加ご飯は一杯250kcalになりますがよろしいですか？」
ってお客さまに訊くんですw
チョット面白くないですか？
おかわりを思いとどまらさせる言葉w
誰かー、作って欲しいそんなお店を。
どなたか飲食店開きたいけど
どんなお店にしたら良いか分からない方
いらっしゃいましたら、
ぜひご参考にされてくださいw
てか、そんなヒトがこのブログ読む気はしないけどー。
去年まで母が居た老人ホームの定食的な食事。
病院のよりも彩り華やか。
