自分の国をとり戻す | 競売不動産で海外移住

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競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

エルサルバドルという国をご存知でしょうか。



(画像出典:西日本新聞)


中央アメリカに位置するスペイン語圏の小国で、面積は四国より少し大きい程度、人口は約650万人です。


因みに国名は、スペイン語で「救世主」を意味します。


そんなエルサルバドルは、近年ギャング組織「マラス」により土地の8割方を実効的に支配され、人口10万人あたりの殺人発生率が100人を超える等


武力紛争当事国を除けば、世界最悪レベルで治安の悪い国でした。


しかしながら、2019年6月に当事37歳だったナジブ・ブケレ氏が大統領に選任されると、治安改善を目的に緊急権限を行使。


(画像出典:時事通信)


約7.5万人と想定されていたギャング団を容疑者として次々に収監していき、国の犯罪発生を劇的に減少させることに成功。


(画像出典:AFP)


過去に長らく世界一を記録していた殺人発生率は、2023年に10万人あたり2.4人となり、カナダに匹敵する程の少なさへと変化を遂げたのでした。




国民からは、正に「救世主」のような活躍と実績から圧倒的な支持率を得て、今年2月に実施された大統領選では2期目の当選を果たします。




欧米支配の脱却を企図して、2021年9月には世界で初めて「ビットコイン」を法定通貨として認め、国家予算の一部を米ドルから移行させました。


 


そうしたこともあり、反体制的であり国民の圧倒的な支持を集めていたリビアのカダフィ大佐や、ベネズエラのチャベス大統領同様に


日本を含めた欧米メディアは、ナジブ・ブケレ大統領を「独裁者」として危険視する報道が目立つようです。


次の会見内容を見ると、彼等にとっては都合の悪い統治者なのだろうなと推察しますキョロキョロ

 

 


そんな若き大統領ですが、先週の木曜日に米国メリーランド州で行われた保守政治活動会議(CPAC)に招待され


次の記事によれば、その時の発言内容が大変注目されているようです




以下に自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。


米国経済は無制限に紙幣を印刷するという「茶番」に基づいており、そのバブルが「必然的に崩壊」すれば西側文明は崩壊するだろうと、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は米国の保守派に警告した。

得票率84%で2期目の当選を果たしたばかりのブケレ氏は、メリーランド州の保守政治活動会議(CPAC)に到着し、英雄的な歓迎を受けた。

ビットコインを法定通貨として採用し、ギャング犯罪を鉄拳で取り締まったことでアメリカの右翼から称賛されたブケレ氏は、アメリカ経済の大規模な構造改革を求めて演説を締めくくった。

「保守派はいつも私に、問題は税金が高いことだと言うが、それは間違っている。」

「本当の問題は、高い税金を払っているのは、政府に資金を提供しているという幻想を維持するためだけであり、実際にはそうではない」と彼は主張。

その前に、政府がいかに財務省債によって資金を調達しているかを説明した。

「財務省債は、連邦準備制度理事会(FRB)によって、債券そのものに裏打ちされた印刷紙幣で購入されている。」

「政府は紙幣を印刷することで資金を調達しており、それは単なる紙に裏打ちされた紙だ。」 

「次期大統領が必要な政策や構造改革を行わなければ、遅かれ早かれバブルは崩壊するだろう。 そのためには、政府を上から下まで、全面的に再構築する必要がある。」

「エルサルバドル国民は目覚めた。あなたも目覚めることができる、自分の国を取り戻すために。」


 


 


ナジブ・ブケレ大統領の演説には、色々な示唆が含まれており、日本の財政にも通ずる点があるのではないでしょうか。


パレスチナの血を継ぎ、18歳の時に興したヤマハの代理店業を成功に導いた実業家でもある若き大統領。


これまでも大きな圧力と戦ってきたことが容易に想像されますが、「独裁者の国」と欧米にレッテルを貼られ、内政干渉をされてきた歴史を持つ他国同様に


グローバリスト側からすれば邪魔な存在でしょう。


内紛といったクーデターや経済制裁等が起こされることなく、長く国のリーダーとして再建の道を歩んでほしいと切に願います。


そして、我が国日本も「自分の国を取り戻す」ためには国民一人一人が目覚めていく必要があるのでしょう。


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