藤子不二雄氏が創作した『ドラえもん』では、数多くの夢ある「ひみつ道具」が生み出されました。
主題歌にある通り、正に「こんなこといいな、できたらいいな」の世界観が展開され、小さい頃の私は色々夢想したものです。
我家の子供達も御多分に漏れず、『ドラえもん』のコミックは当時何度も読んで夢中になり
「アンキパン」や「どこでもドア」が欲しいとか言っていたのを懐かしく思います
(©藤子プロ・小学館)
富山大学教育学部の横山泰行教授が、ドラえもんの秘密道具の数を調査したところ、その数はなんと、計1963個に及ぶのだとか。
そして、その中には既に実現したものもあるようです。
「ヘリカメラ」は正にドローンですし、「糸なし糸電話」はスマートフォン、「自動掃除機」はルンバ等でしょうか。
(©藤子プロ・小学館)
漫画の連載が始まったのが1969年だそうなので、その時代から比べると現代は様々なものが発明され、便利な世の中になりました。
そう言えば、「翻訳こんにゃく」とかもGoogle翻訳のようなアプリやポケトーク等で実現していますね。
そうした「ひみつ道具」の中で、また新たに実現したものとして加わりそうなものが、次の記事で伝えられていました。
以下に、自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。
上海の東華大学科学学部長であるChu Junhao氏は光学技術の限界を押し広げ、私たちをハリー・ポッターの領域に一歩近づけた。
彼のイノベーションである不可視の「マント」は、従来の可視性の概念に挑戦し、見えるものと見えないものの境界線がますます曖昧になる新時代の到来をもたらします。
これは、光を操作するように設計された最先端の素材に依存しており、光学的な不可視性を実現するための具体的なソリューションを提供します。
この進歩の意味は単なる目新しさをはるかに超えて広がり、無数の実用化へと扉を開きます。
最もエキサイティングな見通しの 1 つは、目に見えない部屋を作成できる可能性です。
この技術はセキュリティ対策に革命をもたらし、前例のないレベルの隠蔽による慎重な監視と秘密作戦を可能にするだろう。
最近中国で開発された透明マント。人が透けて背景が見えるとかフェイクっぽいけど… pic.twitter.com/AvTubOrg7E
— 𝗞𝗲𝗡. (@kenyonexawa) 2024年1月11日
これは、正に
「透明マント」!?
以前から、「透明マント」に関する動画を見たことがあったのですが、画像編集技術でいくらでも加工できるなと眉唾で見ていましたが
これは本物なのでしょうか。
今回行われたデモンストレーションは、「レンチキュラー・グレーティング」と呼ばれる特殊な素材による効果を用いたマジックなようなものとも言われています。
興味深いことに、日本の東大でもこういった技術の研究が以前から進められているようです。
89年後の今日。2112年9月3日、ドラえもんが誕生しました。ドラえもんといえばひみつ道具。人間拡張工学に取り組む東大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授は、入射した光を漏らさずに真っすぐ返す再帰性反射材を使って「透明マント」を実現しました。次のひみつ道具に期待! #今日は何の日 pic.twitter.com/VGPeCGVgk7
— 東京大学 | UTokyo (@UTokyo_News) 2023年9月2日
完璧なものが出来ると、それはそれで悪用されたとしたら怖いものがありますが
実際のところ、「不可視化」の技術は軍用で既に確立しているのではないかという気がしないでもありません
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