本日は谷中にお墓参り。
母方の御先祖様が眠ってらっしゃる場所になります。
親族の納棺日に伴い、事前に報告へ来たのでした。
谷中は、寺院の多いレトロな下町で、小さな頃に良く連れて来られた思い出がありますが
坂と雰囲気のある町並みが、とても気に入ってます。
そして午後は、堀切菖蒲園駅を最寄りとした斎場に移動。
既に動かなくなってしまった親族との再会を果たしました。
共働きだった両親に代わり、私達兄弟を子供の頃に旅行へ連れていってくれたり
鰻という美味しい食物があることを教えて頂いたのも、この親族です。
『おくりびと』で話題になった納棺師さんのお仕事を、初めて目の前で見せて頂きました。
（本木雅弘氏主演『おくりびと』）
昔の人にしては非常に背が高く、若いときは日本橋高島屋の販売スタッフでモデルさんのようだった親族。
納棺師さんに、しっかり綺麗にお化粧して下さり、自然と涙が溢れてきました。
死別とは悲しいものですが、それは現世での肉体と一旦切り離されただけで
魂は、次の輪廻に向けて準備に入られたのだと自分は考えるようにしてます。
現に亡くなると体重が21g減り、真偽の程は定かではありませんが、それが魂の重さなのではと言われることもあるようです。
親族にとって歳の離れた妹であり、仲の良かった私の母が他界してからもう直ぐで6年。
今は、母と出会えているのだろうかと思い耽ってみたのでした。
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