マレーシア国内における、暗号通貨の活発な取引状況を本日のニュースでは伝えていました。
記事では、2020年8月〜2021年9月の間に国内で取引された暗号通貨がRM160億(約4,400億円)以上に及んだと
マレーシア証券委員会(SC)が発表したそうです。
同委員会の会長によれば、マレーシアのデジタル通貨取引所には30万を超えるアカウントが有り、活発化していると告げています。
CoinMarketCapの調査によると、世界における暗号通貨の時価総額は10月21日時点で2.65兆米ドル(約302兆円)を超え
時価総額上位4つの暗号通貨は、この1年間で暴騰を続け史上最高値を更新しています。
1位のビットコインは昨年比381%、2位のイーサリアムが964%、3位のBinanceCoinは1,469%
4位のCardanoに至っては2,060%も米ドルベースで価値が伸長しているそうです。
そうした中、先のSC会長はマレーシア経済の再建にはフィンテックを活かした資金調達市場の形成が重要になると唱え
今後デジタル機能の採用を促進していくと示唆していました。
一方、コチラの記事では、シンガポールでの暗号通貨の利用状況について報じています。
Finder.comによる世論調査によれば、シンガポールの成人の約16%が暗号通貨を所有していると回答。
調査した22カ国の内、6番目に高い所有率だったそうです(日本は5%未満で最下位)。
因みに、40,645人を対象とした先の世論調査の上位10カ国は以下表の通りですが、何とマレーシアが2位に入っていました
意外にマレーシアにおける暗号通貨の所有率が高いことに驚きです。
現在マレーシアでは、暗号通貨のキャピタルゲインに対して課税されませんので、そうした事も影響しているのでしょうか。
コチラの記事によれば、マレーシア国内でSCに承認されている暗号通貨の取引所は以下の4つ。
- Luno
- MX Global
- Sinegy
- Tokenize Technology
通貨は以下5種類のみに規制されています。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)
妻からは芝犬コイン(SHIB)の購入指令が出ておりますので、マレーシア以外の取引所を探す必要がありそうです。
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