こんにちは!
「競売大好き」です。
このコロナ禍で、世界各国が異次元の金融緩和をしてきたことで、株や不動産、ビットコイン等の暗号資産が、乱高下ありながらも価格を上げています。
相対的にお金の価値が低下したとも言えますが、その中でも金や銀といった現物資産は「グレートリセット」といった思惑も背景に、この一年で暴騰しました。
(金価格5年推移 1ozあたりMYR)
我家も、シンガポールへ入国ができるようになったら現物資産を購入したいなと思っていたのですが、コロナ狂想曲で往来は封鎖されたまま。。
そして、あれよあれよと金銀の価格は高値を更新していったのです
金や銀に投資をしても配当や利息がある訳ではないのですが、これだけマネーサプライと社会不安が増せば、分散投資を考えざるを得ません。
更にマレーシアでは強化されたロックダウンで、明日から1か月以上、実店舗での購入ができないかもしれない。
そのため、昨日思い切ってマレーシアの販売会社で「銀」を購入する事にしたのです。
伺ったのは、シンガポールに本社のある「Silver Bullion」。
ジョホールバル中心に位置するパブリックバンクタワーの26階にあります。
事前にWhatsAppでアポイントをしていたとは言え、殺風景な扉で何とも入り難い雰囲気
チャイムを押し、出てきたスタッフさんにアポイントの旨を伝えると、連絡を受けていないと言います
後でわかりましたが、私が連絡を取っていたのはペナン支店のスタッフさんだったようです
社名はシルバーとありますが、金も取り扱っており、マレーシアにはKL支店を含め3店舗。
最近KL支店では、日本人顧客が大変増えていると聞きました。
今回の購入目的は、銀のインゴット。
加工賃やGST(物品サービス税)が加わるコインより、延べ棒のほうがグラム単価を安く抑える事ができると思ったのでした。
因みに金ならコインでもGSTは発生しないとの事。
ただ、このインゴットに限らず、総じて銀は品薄の状態であるようです。
特に現在アメリカでは銀の「ショートスクイーズ」運動が起きていると言われ、個人による現物買いが進み在庫不足が生じていると言われています。
リンクのホームページでも在庫の確認は可能できますが、やはり品薄。
なお、購入はオンラインでもオーダーができるものの、事前の振込が何となく怖かったのと、説明を聞きたかった事もあり対面販売を選択しました。
価格はどちらも一緒。
支払いには、マレーシアのクレジットカードが使えるそうですが、3%のサーチャージが発生するようです。
在庫の品を持ってきてもらい、純度をチェックします。
全て99.99%の標示、刻印通り。
精錬メーカーによっては、証明書がつかなかったりビニルパッケージが無いものもあり、同じ量であっても信頼性で価格が異なるのは勉強になりました。
また、シンガポールで購入するよりも輸入手数料が加味される分、マレーシアで購入する方が高くなるようです。
因みに、1kgのインゴット価格を日本の徳力本店と比べたところ、消費税が別途含まれることもあり、マレーシア価格より約7,000円程高い感じでした。
金や銀は世界的にマーケット価格が形成され、共通単価であるものの、為替や税金等によって、どの国で購入するかによって価格が異なります。
当然、別の国に持ち込む時には関税が発生することに留意しないといけません。
今回初めて現物を購入し、かなり高値圏で掴んでしまった感も否めないですが、少量ですし何とか在庫分を確保できて良かったです
とは言え、スタッフさんが銀の価格が例え暴落したとしても狼狽えず、長いスパンで見てね!と仰っていたのが気になりますが
そして次は。。
なんて夢想をしますが、それにしても金はお高いですね
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