「競売大好き」です。
「カックー遺跡」を堪能した後は、インレー湖畔に位置する宿泊先の「Ananta Inlay Resort Hotel」に向かいました。
部屋から湖が見渡せる、素敵なホテルです。
インレー湖は標高884mの高地に位置し、石灰岩質の地層が水の侵食によって生まれた縦長の湖。
面積は43.5k㎡で日本の摩周湖、諏訪湖、中禅寺湖を合わせたくらいの広さがありますが、水深は最深部でも3m程。
周辺は多くの水上集落があり、自給自足の生活をしているそうです。
3日目は、ホテルから伸びる桟橋からボートに乗り込みます。
救命胴衣を身に着け出発。
鋭い船先で水草を縫うように進んでいきます。
途中、漁師さんが絶妙なバランスを保ちながら漁をしている光景を目撃。
ボートで最初に向かったのは、「タントー」と呼ばれる集落にある五日市。
文字通り5日毎に場所を替えて開催される朝市で、沢山の人で賑わっていました。
民族衣装でターバンらしきを被っていたり、男性も女性も顔に白粉をつけているのが旅情を誘います。
因みに白粉は「タナカ」という木を材料にした化粧品で、日焼け止めの役割もあるそう。
次に向かった先は「ファウンドーウーパゴダ」。
ちょっとベニスっぽい風情。
こちらのパゴダには有名な5体の御本尊様が祀られています。
本来は仏像様なのですが、寄贈による金箔が長年貼られていったことにより原型を留めておらず、まるでお団子さんです
なお、金箔貼りを許されているのは男性だけだそう。
その後、水上集落に移動し銀細工工場、蓮の茎から抽出する糸で作る機織り工場、ボート作成現場、タバコ工場等を見学。
そして、私にとってのメインイベントである「首長族」の方々との会合を果たしました
首輪を持たせて頂きましたが、非常に重い
これを年中首につけてたら、相当辛いのではないかと思われます。
首長族と言うとタイ北部が有名ですが、ミャンマーにはシャン州やカヤー州に多くいらっしゃるようです。
なお、会合を果たしたのは水上の御土産屋さんでしたが、カラフルな手作り傘が並んで綺麗でした。
水上レストランでランチをした後、インレー湖畔にある遺跡に向かいました。
長い参道を抜けたところに「インディン遺跡」があります。
こちらも「カックー遺跡」同様に、最近になるまで公開されていなかったらしく、未整備の仏塔が散見。
廃墟好きな先輩には、朽ちた感じが気に入ったようでした
インリー湖のボートツアー、朝方の湖上はやや肌寒いものの、風光明媚で風が気持ちよく、とてもお勧めです
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