問題提起・・・解決策は見当たらず | 近江町市場 みやむら

問題提起・・・解決策は見当たらず

僕が まちゼミ を開催した23日した翌日、
地元新聞に近江町市場に関する大きな記事が出てた。


内容を読んで、「まさに その通り!!」と、思ったし、
まちゼミで、主は金沢弁「じわもん」の使い方が間違ってる!!ということだったが、僕が話した内容と重なる部分も多いと感じた。

近江町市場にある約180店舗のうち、7~8割は地元のお客さんをメインとしたお店で、観光客より地元客に軸足を置いている。
けと、年々地元客が減り、観光客が増えているのが現実です。

30年以上前から、近江町市場には、観光客もたくさん来てました。
が、観光客であっても、海産物などお土産を買いに来る人が多かった。
今では、旅行が身近になりすぎて、お土産文化もかなり薄まったよね。 ただ見物に来る人ばかり・・・飲食店や店頭食いのお店は賑わっているが、「買い物」をする観光客はかなり少ない。

しまいに行儀の悪い人は、人混みの中を歩きながら食べる!!
それが、テレビの旅番組の影響なのか? 全国にある観光市場では普通の光景なのか?わからないけど、
近江町市場は、食材を買う市場なので、他の観光市場やお祭り会場と一緒にしないでほしい。
僕は、幼いころ、食べながら歩くのは行儀が悪いと躾られたし、以前は近江町市場で食べながら歩く人なんてほとんどいなかった。
金沢だけの常識なの?
県外では、スーパーやデパ地下で食べながら歩いて買い物するのが普通なの?
信じられんです。
旅の恥はかきすて・・・ってそういうことじゃない!!

食べながら歩く観光客が今では普通の光景になりつつある。

反面、昔から近江町市場に通ってくれていた地元客は、高齢化でジワジワ減り、
若い人は共働きが一般的になり、スーパーの惣菜やコンビニ、牛丼屋など安い外食など多様化が進み、近江町市場で食材を買って自炊する人はかなり減ってきてると思う。

で、観光客が増え、地元客が減り・・・
でも、近江町市場で働く人はほぼ、地元客に来てほしいと思ってる。
「市民の台所」の自負をもって働いているが、
現実は観光客が目につく!! 観光地化が進んでる・・・
何とかしなきゃいけないけど、
たぶん、解決出来ないと、思う。

石川県のトップまでもが、近江町市場は観光地という認識だもの。
地元客に観光客が多くて買い物できん!!と言われたら、なにも言い返せない。

僕たちの気持ちとは逆に、観光地化が進んでいくのねぇ~~