金沢=お魚 …なんで? | 近江町市場 みやむら

金沢=お魚 …なんで?

昔から、
「金沢(石川県)」と言えば 「お魚が美味しい」って、印象があると思うのですが、

じゃぁ、金沢(石川県)で有名な、全国に自慢できる「お魚」って何?

近江町市場で働くようになって、ずっと思ってる疑問です。
(誰か教えて~)

カレイは、笹ガレイ、スガレイ、アカ、口細、ナメタ、スズメ、ダルマ…など色々穫れるし、
能登小木漁港のイカ船団は全国に水揚げしてます。
でも、
金沢=カレイやスルメイカ
じゃ無いですよね。

じゃぁ、鰤、蟹、甘えび?
鰤は、お隣富山県氷見が一番有名だし

蟹も、お隣福井県「越前がに」の方が有名

甘えびは、「金沢」って言うより、「北陸」ってイメージだと思うんですよ!!

何なんでしょ?
この釈然としない感じは!!

金沢=お魚が美味しい
と、言うのは合ってる気がするけど、
「金沢に来たら、この魚を食べなさい」的なものが、思い当たらない……


で、ここからは、持論なんですけどね、

一つは、
昔から金沢の人は お魚を食べる文化が他県の人よりあって、生のお魚の消費が多いから、色々な調理方法を知ってるから!!

もう一つは
お魚のセリが、(全国で一番早い?)3時半から始まるから、
他県のセリの相場の基準にされ、全国各港から「鮮度の良い魚は金沢へ出荷した方が高く売れる」となって、良い魚が集まるようになった!

ハッキリとは、分からないままだけど
長崎や高知の「ノド黒」
富山や山陰の「梅貝」、「ホタルイカ」
北海道の「さんま」や「水ダコ」
福岡の「アカイカ」
など、鮮度良いモノが金沢に来ているのは、事実みたいです。