えび 4種類 | 近江町市場 みやむら

えび 4種類

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今日、海老が4種類も入荷しましたので少し細かく説明を…
4種類とは
・白がすえび
・しまえび
・ぼたんえび
・甘えび
で、全てお刺身用の海老ですが、味や食感、値段がそれぞれ違います。

・白がすえび
2~5月が旬の海老で、甘みが強くプリプリした食感があります。トロッした感じが少ないので後味はスッキリしてます。
アシ(鮮度の低下)が早いので、あまり日持ちはしませんが「お刺身用の海老」の中では一番美味しい海老だと思います。
残った頭は、軽く塩を振って焼くと、酒の肴に最適です。

・しまえび
2~6月が旬で、縦のしま模様が綺麗な海老です。甘みはそこそこですが、海老らしい味が濃く、プリプリした食感があります。卵の色は一般的に緑が多いのですが、しまえびは辛子色で粒も大きめです。
半生で構いませんので1~2分程度塩茹でしてもおいしいです。

・ぼたんえび
一年中穫れますが3~6月が旬。大型の海老で生の近海物は値段も大型です。
トロッとした食感の中にプリプリした食感があり、甘みが物凄く強いです。
北海道産が有名ですが、流通しているものはロシア産冷凍が一般的で、「生」はほとんど流通していません。増して近海物は…
高級な海老ですのでお刺身にしても美味しいのですが、少ししつこいので本当は加熱(塩焼き、フライ)した方がオススメです。

・甘えび
北陸で最も有名な海老で、ほぼ一年中穫れますが、旬は10~翌1月です。
甘みがあり、トロリとした食感が特徴です。
比較的に安価で有名な海老なので、手みやげにぴったりかもしれません。


そのほか、「がたえび」や「くまえび」というお刺身用の海老も穫れます。
だいたいの海老は春が旬ですが、甘えびは3月に脱皮するので、時期がずれています。