とんかつ駒形(神奈川県南足柄市塚原)特ロースかつ+ライスセット | 気まぐれ野良の食べ歩き

とんかつ駒形(神奈川県南足柄市塚原)特ロースかつ+ライスセット

 南足柄市。人口約4万3千のこの街は神奈川県では最も人口の少ない「市」だそうですが、
 魅力的な飲食店が多数存在しています。今までラーメン大幸さん、グリルとしおさんをご紹介
 しましたが、
 今回は、とんかつ 駒形さん

 私の車は車高が高いので困ってしまいましたが、店舗の奥にも駐車場があることがわかり一安
 心。時刻は開店直後の11時半を少し過ぎたあたり。人気のお店と聞いていたし、この日は木曜
 日で近隣の飲食店がお休みで余計に混雑するだろうと踏んだのです。

 交通量の多い道路を渡り、お店の外観を撮影。揚げ物をイメージしているのか茶色の外壁。
 看板には『まごころ料理』と記されていますね。



↓ 建物の向かって右側にある階段を昇ると、濃紺の暖簾が迎えてくれます。

  引き戸を開けると「いらっしゃいませ!」と元気良く迎えてくれました。単独であることを
  告げるとカウンターに案内され、しばらくすると店主自ら厨房を離れ、メニューを届けて
  くれました。カウンターからは店内を見渡すことが出来ないので、ダイニングの様子を撮る
  ことが出来ませんでしたが、テーブル席がいくつか、小上がりには座卓もありましたか。

  ご年配のご夫婦の他、主に厨房を切り盛りするお孫さん(?)と受注・配膳を行う女性の
  4人で切り盛りされていました。



↓ 全品ライスセット付きで¥1,000(込)のランチサービスメニュー。

 「和風ねぎかつ」と見慣れないメニューもありますが、これは千切りキャベツの上に切られた
  カツを並べ、お醤油(?)を掛けてからタップリの青ねぎを乗せたものでした。



↓ ライスセット(¥200)が別料金のランチメニューもあります。駒形さん名物と言う、カツ
  カレーの文字もありますね。



↓ 初めての訪問ですので、その実力を試すべく特ロースかつ(¥1,400)に、ライスセット  
 (¥200)をプラス。注文が入ると特ロースはランチのロースのように切られていないのか
  、ご主人が冷蔵庫からビニールに包まれたロースのブロックを取り出し、素早く牛刀で切り
  分けミートテンダライザでザクザクと筋を断っていきます。


  注文時、念のためご飯は軽くしてくださいとお願いしましたが、「これくらいでイイですか
  ?」と女将さんに茶碗を見せられた時、「あ、その位なら食べれます」と言ったことを後で
  後悔(笑)底の深い茶碗で並の丼ほどの量がありました(^^;; お味噌汁はワカメのお味噌汁。
  煮干しの出汁が利いており、小口切りのネギが一杯入って美味しかった(^^)



↓ ほぉ〜大きいですね!富士市のとんかつ宮島さんの「ロース厚揚げ」位の厚みがありますか。
  特ロースは300gだとか。揚げたての芳ばしいパン粉の匂いが食欲をそそります。付け合わ
  せの包丁切りのキャベツが瑞々しく艶ややかで、綺麗ですね。



↓ おお〜 少し赤みを帯びた揚げ加減が素晴らしい!



↓ 卓上の調味料に塩が無かったので、忙中申し訳けないとは思いましたが出してもらいました。



↓ ミル付きのヒマラヤ岩塩を擦り振りかけ、洋がらしを着けて早速頂いてみましょう♪ 
  生パン粉を使っているのでしょう、サクッと軽い歯触りに芳ばしいパン粉の甘い香り。丁寧
  な筋切りが為されているため、前歯で切れるほどお肉は柔らか。しかも揚げ加減が良いです
  ね。とてもジューシーです。



↓ 容器は使い込まれていますが、ベタベタ感がなくとても清潔に保たれています。後半は
  ソースを掛けて食べてみましょう。



↓ 取っ手の上部にある、拳銃で言う「ハンマー」を親指で押さえてソースを出します。



↓ ソースは市販のソースとケチャップをブレンドしているようです。酸味が秀でたスパイシーな
  味わい。

  お昼近くになると続々とお客さんが入って来て、あっという間に私の座っているカウンター
  まで満席になりました。「8人なんですが・・・」と若いお嬢さんが広げた掌に3本の指を
  重ねて、来店を告げます。三面六臂の忙しさの中、「あの席のお客さんに動いてもらえれば
  なんとか入りそうだね。ちょっと俺がお願いしてくるよ」とご主人は機転を働かせます。

  次回はカツカレーを食べに来たいですね(^O^)




とんかつ駒形

住所:神奈川県南足柄市塚原1968-7
電話:0465-74-4044
営業時間:昼 AM11:30〜PM14:00 夜 PM7:30~PM21:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
ホームページ:なし
喫煙:可(分煙なし)