以前、こんなことがありました。
我が家の福の神が
まだメンタルが不安定だった頃。
お手伝いをしてもらって
一緒にご飯を作ってました
お皿にラップをかけようとした
指先が滑って
うまくラップが切れなくて
何周もぐるぐる
ついには
「もうイヤー
こんなこともできなくなったなんて」
あらら
泣き出しちゃった
とっさに出た言葉
「あたしもー
最近、目がアレでねっ」
一瞬泣き止む福の神
こないだなんて
ラップの切り目がわからなくて
一本ダメにしちゃったわ
やあねぇほんと
あたしってば
まだまだ若いと思ってたけどねぇ
最近じゃ新聞読むのも
離さなきゃ見えない見えない
やれやれだよʅ(◞‿◟)ʃ
あらあんたも👀
もうそんなこと
するようになっちゃったの
そうねぇワタシは
あんたくらいの頃は
まだちゃんと見えてたわよ
ヤーねぇ全く
ヤーねぇもう
そんなわけで
やいのやいの
ご飯作り 再開
ラップ1本ダメにしたかどうか
そんなのはどうでもいい
どうもお年寄りは
自分が生きるってことに
精一杯なので
自分だけが
老いていってるように
感じたりしがちです
アナタが歳を重ねるとき
世の中も同じだけ
時間が流れてますよ
みんなで歳を重ねてますよ
アナタができたことが
ちょっとできなくなっても
ワタシもできたことが
ちょっとできなくなってます
だから
一緒ですからね
この世では
福の神とワタクシの
33年の年齢差は
どこまでいっても
同じで
同じスピードで
時間が流れていました
ワタクシは早くて
おばあさんがゆっくりで
ということはなくて
時計の進み方は
みんな同じ
だから
ノー プラモデル
いやいや
ノー プロブレム
なのです
一緒に時間を過ごして
一緒に時間が過ぎていることを
一緒に感じる
慌てず のんびり
行きましょう
今日のまとめ
「お年寄りが歳を重ねるとき
世の中も同じだけ
時間が流れてます」
ごきげんうるわしゅう
めでたし