今月7日の日曜日を持ちまして、ブラック企業の最終勤務を終えました
(有給消化があるので完全な退職はまだもう少し先)




最終日、同じドライバー仲間達からは口々に
「おめでとう!!」
と、祝福の言葉をいただく


全然おめでたい辞め方じゃないんですけど
いかにここが働きにくい環境であったかを表しているかの様…


ちなみに余談ではありますが、私の他にも今年中にあと3人ドライバーが辞める予定
(理由は言わずもがなです)


人材は来ないのに辞めてく人が多い現状
私が心配する義理はないけれど、この先残る人達は更に地獄かと思われます




話は少し前に戻りまして
以前のブログで、退職希望の旨を社長に伝えた時、伝えたい事の10分の1も伝えられず涙が溢れてしまったと書きました


この時に限らず、私はいつもそう


人に何かを伝えたい時、特に苦しい・辛い胸の内を言いたい時、言葉よりも涙が出てしまう


頭の中では色んな思いや言葉が浮かんでいるし、こうして文字にすればいくらでもスラスラと書く事が出来るのに…
自分の口から発しようとすると、言葉が喉の奥に詰まって出て来ない、うまく伝えられない


今回もそんなんだったから
はぁ…私ってどうしていつも肝心な時にこうなんだろ…
と、自己嫌悪に陥っていました




気持ちが沈んでいる中、ふと、自分と同じ様な悩みを持ってる人はいないのかと思い、ぼんやりとネットを見ていると
その中で、ある言葉が目に止まりました




【アダルトチルドレン】




それは、ある女性が
「自分はHSPだと思っていたら実はアダルトチルドレンだった」
と綴っているホームページでした


アダルトチルドレン?初めて聞いたけど、何それ?


HSPは、簡単に言うと様々な物事に敏感に反応したり、繊細な心を持っている人で、病気ではなく生まれ持った気質の事を指していて


以前、知人を通してきっと自分もHSPなんだろうと思っていました



人間なんてゴマンといるわけだから、皆が皆全部当てはまるなんて事もないだろう



結局、私の生き辛さの原因は自身の性格や能力の問題で、頭が悪くて人より劣ってるから仕方ないんだな…

と、思っていた





ところが、何となく気に止まったそのアダルトチルドレンという言葉を調べてみると

身体中に衝撃が走った



特徴はHSPと似ている部分が多いので省きますが



  • しつけが厳しく遊びに行けず我慢していた
  • 親が厳しくいい子でいなければいけなかった
  • 子どものころ親が忙しくて甘えたくても甘えられなかった
  • 両親が不仲で家庭の中で安心できる場所がなかった
  • 親がなんでも決めてしまい自分の意思は受け入れてもらえず、我慢していた
  • 親から愚痴ばかりをきかされ耳をふさぎたかった



すると


  • 親にいつも怒られてばかりで、全然褒めてもらえなかった
    自分はダメな人間だ》というビリーフが刷り込まれる
    ⇒自信がない、すぐに「自分はダメだ」と思う等の生きづらさになる
     
     
  • 親のしつけが厳しく、子どもらしくできなかった(常に”いい子”でいた)
    →《常に”いい人(子)”でいないといけないというビリーフが刷り込まれる
    ⇒人の顔色を窺う、断れない、自分を犠牲にしやすい等の生きづらさになる
     
     
  • 親が過保護・過干渉で、「ああしろ、こうしろ」と指示的だった
    →《自分のやりたいようにやってはいけないというビリーフが刷り込まれる
    ⇒自分の意見がない、誰かの指示がないと不安になる等の生きづらさになる



HSPが生まれ持った先天性のものとるならば、アダルトチルドレンは育った環境で決まる後天性のもの



自分の幼い頃からの記憶を辿れば辿る程、全てそうだった



そして、本音を話そうとすると涙が出てしまうのは…







そっか、そうだったんだ



私はこれまで、ずっとずーっと

自分自身が未熟で価値がない駄目な人間なんだって、己を否定し続けて来た



でも、そう思う様に生きて来たのには、私自身に問題があったんじゃなくて、ちゃんと理由があったんだ





そう気付いた瞬間、涙腺が崩壊した



出勤前の朝のトイレで、洋式便座に腰掛けたまま

スマホの画面を見つめながら涙ボロボロ鼻水ズルズル


あまりにもみっともない姿で、一人嗚咽して泣いていた