昨日(1/28)から、小説サイト“エブリスタ”にて新作、『言霊ブレスレット』の連載を開始しました。

 

 

 

 ニート陰陽師シリーズの最新作です。昨年末からずっと執筆してたんですけど、あれよあれよという間に4万3千字を超える結構なボリュームとなりました💦 今回も例に漏れなく、1日1or2P更新(約1000字超)です。

 

 いつもジャンルに悩むんですけど、今回は『ミステリー』としました。内容としては、以前登場した近所の交番のお巡りさんである虎我(たいが)君が、忌一に「ちょっと見てくれ」謎の小さなを見せるとこから始まりして、この珠が何であるのか……というところからの怪奇譚になります。徐々に明かされる真相を楽しんで頂ければいいかなと。

 

 そういう主軸はあるんですが、最近ちょっとスピリチュアルなことに対して思うことがありまして、その思いも潜ませて頂きました。……というのもですね、私は主人公の忌一のように何かが視えるとか霊感体質でもないので、スピリチュアルには興味があっても、そういった怪奇現象に対して「そういうこともあるのかもしれない」としか思えないのですが、主人公のようにそういった能力がある・霊感体質だと自称している方が、あまりにもこちらの許容範囲を超える話をしていると、さすがにちょっと疑念が湧いてしまうなと思うことがありました💦

 

 そういった能力があるという方の話を聞く際に、私は一旦その方の能力があるという前提で話を聞いてみるんですが、そうだとしても「いや、何でそうなるんだ?」とか、「その証拠どこにあるんだ?」っていう裏付けが気になったりすると、そもそもの前提が揺らいでいくというか、気後れしてしまうんですよね💦 多分ご本人的には、納得できる感覚があったのかもしれませんが、結局はその方の視ている映像を見れるわけではないですし、納得した直観とか感覚的なものを第三者に説明するのは難しいとも思います。

 

 だからそういった能力を持っている方というのは、結局その話を自発的に何から何まで話してしまうと、残念ながら信用を無くすというか、オオカミ少年のように見えてしまうのは否めないかなと。でもこれは、本当にしょうがないだと思います。その方の見ている世界がこちらにも見えるわけではないですし、こちらとしては話していることを信用するかしないかの二択しかないので💦

 

 

 スピリチュアル(特に心霊)には、そういった側面もあるんだってことを描きたいなと思い、今回はそれも盛り込んでみました。また、恋愛方面についても、主要人物の変化する関係性を少し描いてみました。今回は虎我とJKの凪ちゃんが出てきますし、通話だけですが多聞先生もちょっとだけ登場します。そして今後重要となる新キャラも登場しますので、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいですにやり音譜