※描いてみたかっただけです、お許しください。m(__)m
新作決定記念を祝って、ニコ生にてふりかえり上映会していた“イケメン戦国 THE STAGE~織田信長編~情熱ルート”をTSで見ました。
この舞台は2018年の4月に公演されていたもので、イケメン戦国の舞台としては3作目ですが、この公演で初めてゲームと同じく『情熱ルート』と『幸福ルート』の2エンディングが公演されるという事で、当時非常に気になっておりました。
ちなみに私は去年末(だったかな?)、2作目の“織田軍VS海賊 毛利元就編”をニコ生で前半だけ視聴していたので、これが戦ステ初見ではありません。
という事で、以下ネタバレを含みつつ、感想を書いていきたいと思います。
まず元就編と比べて驚いたのが、ステージの大きさとセットの規模でした。明らかにステージが大きくなってましたね。会場の規模が変わったのでは?
元就編では船の上をイメージしたセットをいろんな背景に見立てて公演してましたが、今回は大がかりで階段も沢山ある、一部移動可能な動きのあるセットになっていました。
主人公と信長様が囲碁勝負をする時に可動式のセットが使われたのですが、映像だと上部に本人達のアップが映っていて、凄くいい演出だなと。
最初は離れた場所で囲碁を打っていて、そのうちセットが移動して隣合い、勝負がつくと信長様がセクハr…主人公の体の一部を好きにするっていうイチャ×2タイムに突入。内容がわかっていても結構ドキドキしました
元就編でも感じましたが、話のテンポが速く二時間の公演ですがあっという間です。もう少しのんびりする場面もあっていいような気もしますが…。
シナリオはゲームと大筋は同じですが、そこに新キャラの毛利元就・今川義元・森蘭丸が加わった話になっていました。
OPとEDに主題歌が流れるのですが、その曲に合わせて役者さん達がダンスをするのも凄くイイです。ちょっとOPは長いなと思いましたが、その中で其々のキャラとの関係性を表現しているのも、まるでアニメのOPを見てるような感じで良かったです。
この戦ステの一番の見処は“殺陣”かなと。殺陣が凄く恰好イイです!
刀ステorミュ、戦国無双と、殺陣のある舞台を見てきましたが、殺陣はこれが一番凄いかも。途中でアンサンブルさんとのアクロバットが入ったりするんですよね…びっくりします。
ちなみに光秀は銃で戦うのですが、銃で撃つのを光線で表現する演出も面白いです。
途中で観客席の通路を役者さんが通ったりして、義元は客席の人を口説いたり、織田軍が通った時は観客を織田兵士に見立てて、鬨の声を上げさせたりして、観客へのファンサービスもありました。義元に口説かれたお客さん、羨ましい!
キャラの話になりますが、信長編だけあってやはり信長様が凄くカッコイイです。
ゲームではCVを杉田智和さんが演られているので、それと比べてしまうかと思いきや、小笠原健さん自身が背が高くイケメンで、お声もちょっとザラついた低くていい声をしているので、野望を持つ信長様役にはピッタリという感じで、違和感は全く感じられませんでした。
舞台上で主人公に触れるシーンでは、いちいちドキドキしてましたね。
信長様の戦装束は勿論恰好良いのですが、屋内に居る時の着物姿もいいんですよね。
終盤でその着物の帯に“くまたん”を挟んだ時の破壊力が凄かったです! その姿で主人公とラブシーンしたり、エンディングで踊ったり、踊ってるうちにくまたんを落として、家康がそれを拾い、受け取って最後にそれを掲げながらドヤってたのが印象的でした
シナリオ上凄く気になったキャラは、意外にも今川義元でした。
義元は、ソシャゲのイケ戦ではまだ本編が配信されておらず(Vita版に登場)、最近配信された佐助の本編にも少ししか登場しないので私的には謎なキャラでしたが、この舞台では女好きで戦嫌い、名ばかりの今川家当主で桶狭間の戦いでは自ら信長に“宗三左文字”を譲った程というエピソードがあり、その後世話になっている上杉・武田軍がピンチになると、持っていた扇子で(刀と)戦い始めるという、結構熱い男だったので凄く気になりました
俳優さん込みで気になったのは、武田信玄・明智光秀・猿飛佐助ですね。
武田信玄役の横山真史さんは、以前刀ステの外伝とジョ伝で山伏国広役を演じていて、ツイッターもフォローしているので、私的には既にファンという感じなんですが、山伏と比べると信玄て180度違うので、信玄役を演じてる横山さんは改めて凄くイイ声してるんだなと思いました。信玄が女好きなキャラで、口説き文句言ってたからかな?(^^;
個人的には、横山さんには顕如役の方が似合ってる気がするのですが、顕如やるなら顕如編が見たいし、でも横山さんで信玄編やるならやぶさかではないです。←オイ
凄くいい声と言えば、明智光秀役の橋本全一さんも素敵な低音です。しかもこの橋本さん、クールな面立ちが意地悪そうな光秀にピッタリだし、その上背が高いんですよね…。だから光秀が更にカッコイイと言いますか…。橋本さんで光秀編が見たいです。←
(まだゲームでも本編配信されてないのに!)
猿飛佐助役の早乙女じょうじさんは、先日見た舞台戦国無双の関ケ原の章で、正則役を演じてらっしゃいましたが、今回の佐助も元就編と同様、出てくると途端にコミカルになって面白くなるんですよね。正則もそういう役だったし、しかも二役とも再現度が凄いです。
舞台終了後の挨拶も面白かったので、ご本人自身が面白い方なんでしょうね だからきっと、他作品でも早乙女さんを見つけたらその舞台気になっちゃうだろうなと。
他の皆さんも再現率凄いんですが、特筆すると謙信・家康・三成辺りはそのままだなと。
家康と幸村と蘭丸はかなり可愛くて、特に蘭丸は唇のグロスが妙にテカっていて、まるで女の子みたいです! 顕如様が蘭丸の頭を撫でた時、めっちゃキュンとしました。←
あと謙信様の剣さばきが本当凄いです! どうなってんだろ!? さすが軍神て感じで、彼だけ倍以上動いてるように見えます
今更こんなこと書くと驚かれるかもしれませんが、舞台でイケ戦をやると聞いた時、正直興味半分不安半分でした。それは何故かと言うと、
・乙女ゲー作品は対象キャラに思い入れが強い分、イメージを壊されたく無いから
・乙女ゲーは主人公に自分を投影するので、主人公キャラが舞台上にいると、自分が完全に第三者になるから、蚊帳の外感ハンパないのでは?
ということが気になっていたので。
イケ戦に限らず、乙女ゲー作品の舞台化には全て付きまとうことかもしれませんが。
ですが見てみたら、案外気にならなかったですね。
イメージについてはキャラによって、或いは見る人によっていろいろ思うところもあるかもしれませんが、主人公キャラに関しては、先日見たオペラカレイドでも思いましたが、普通に少女漫画やドラマを見るようなスタンスで勝手に見始めているのもあって、特に自分に向けての芝居じゃなくても全然感情移入は出来るもんなんだなと。
イケ戦の舞台として気になってた点は、“ラブシーンはどこまで表現する?”でしょうか。
ゲームシナリオは結構際どいじゃないですか? どのキャラでも一度は寝ているし!← でもその辺はさすがにキスシーンのみでしたね。キス自体は複数回あったのですが、横向きではなく、主人公がこちら側になってるのも、観客に配慮されていて良かったです。
私的には結構キュンとしたし面白かったので、推しキャラ(或いは横山さん)編の時は、生で舞台を見に行きたいなと思いました。
今回は信長編の情熱ルートでしたが、次の幸福ルートもTSで見れるので楽しみです♪