このブログを読む前に、最初に知っておいて頂きたい事として、私はプーチン氏を支持しているわけでも、ロシアのウクライナへの軍事作戦に賛同しているわけでもありません。ウクライナの国民のみなさんは、本当にお気の毒だと思っています。

 

5月9日、ロシアの戦勝記念日の行われたプーチン大統領の演説。西側諸国は相変わらず批判的な報道をしていますが、この発言には敬意を評したいと思います。

 

一部を引用(緑文字)しながら思ったことを書いてみます。

 

祖国の命運が決するとき、祖国を守ることは、常に神聖なことだった。

 

この日、大祖国戦争の英雄たちの子ども、孫、そしてひ孫が「不滅の連隊」の果てしない流れの中にいる。

親族の写真、永遠に年をとらない亡くなった兵士たちの写真、そして、すでにこの世を去った退役軍人の写真を持っている。

われわれは、征服を許さなかった勇敢な戦勝者の世代を誇りに思い、彼らの後継者であることを誇りに思う。

 

国家元首として当然の言葉だと思います。大東亜戦争を戦った日本の先人(父母、父祖)たちも同じ様に、日本の未来のために戦いました。それなのに、日本の政府の態度は、当時戦場で死んでいった人々の思いを無視し、戦後生まれの私たちに嘘を付き、自虐史観を刷り込み続けています。

 

 

アメリカ合衆国は、特にソビエト崩壊後、自分たちは特別だと言い始めた。

その結果、全世界のみならず、何も気付かないふりをして従順に従わざるを得なかった衛星国にも、屈辱を与えた。

しかし、われわれは違う。

ロシアはそのような国ではない。

 

日本もその様な国では無かった。しかし、非常に悔しいことですが、戦後からは日本にアメリカ軍が駐留し、アメリカの核の傘で守られると信じ込まされ、自国の安全保障さえも自国の自由にさせてもらえず、自虐史観を植え付ける教育を強要され、コロナ騒動やウクライナ問題でも分かる通り、国民の不利益になる事を強要され続けてています。まさに言われている通りです。そして、それはEU諸国でも同じ様であることが見て取れます。

 

どこの国の政府も国民に向いていないと思われることが、コロナ騒動から顕著になったと思います。コロナ騒動では、毒としか思えないワクチンを強制し、意味のないマスク常用とロックダウンを行い続け、国民を疲弊させました。ウクライナ問題でも、無意味な経済制裁を行い、制裁を仕掛けた側に負の影響が出ています。

 

プーチン大統領には国家観があります。例え私利私欲で私腹を肥やしていたとしても、国民が豊かになれば、国が平和であれば、それは許容されると思います。

 

それに比べて日本の政府・議員や高官はどうなのか。中国共産党に媚びて私腹を肥やすだけで、日本にとってプラスになることは何もしていない。最新技術を流出させ、その技術で作られたミサイルが日本に向けられている。アメリカ(国際金融資本)に対しても、優良企業をバラバラにして売却し、国際金融資本を儲けさせるために、様々な改悪を強行し、ただ自分の利益(金儲け・政局に残る)の為だけに売国行為を繰り返しています。これらの、媚中・従中姿勢とアメリカ(国際金融資本)へのご奉仕政策により、日本は溶解して無くなる寸前まで追い詰められました。その行くつく先は新世界秩序の中で管理人(政府と高官)は奴隷化され、それ以外の日本人は家畜化されるという事です。

 

われわれは、祖国への愛、信仰と伝統的価値観、先祖代々の慣習、すべての民族と文化への敬意を決して捨てない。

欧米は、この千年来の価値観を捨て去ろうとしているようだ。

 

これもその通りだと言わざるを得ません。日本は現存する世界最古の国です。私たちにはその長い歴史に培われた記憶が受け継がれています。しかし、戦後の日本人は、祖国への愛が生まれるような教育を全て削除されてしまったため、それを忘れかけています。本当の国史、伝統、文化を知れば、日本人は蘇ります。数万年との言える血統にその下地は受け継がれているので、キッカケさえあれば大丈夫だと思っています。そして、日本人が日本人であるための基盤を得るために、正しい国史を知ることは重要です。

 

最後にプーチン氏とロシアを批判している多くの報道に対して一言だけ。

日本人の思考で考えると、この紛争は平和的に解決できると思えます。ことの発端は軍産複合体を儲けさせることと、プーチン氏を排除してロシアを弱体化させたいアメリカのネオコンの思惑と、国際金融資本が手にしていた資源エネルギー利権をプーチン氏によってロシア(国)に取られたので、それを取り返したいエネルギーメジャーの思惑。さらに、グレート・リセットしたい国際金融資本の思惑により、彼らが仕組んでいること。この事実を公表しそれを踏まえて議論しない限り、平和的解決は望めません。

 

 

過去記事もご覧ください。