岡田正彦 新潟大学名誉教授のブログより

更新された記事を転載します。

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12月6日。NEW

ワクチン接種が進んだ国ほど感染者が多いという事実!!

 

テレビ報道は、「感染を抑え込むにはワクチンしかない」の大合唱です。このことを証明したデータは、ただのひとつも存在しませんので、専門家と称する人たちは単なる思い込みで発言していることになります。

この思い込みがあきらかな間違いであることを示す、明快なデータが発表されました。まず次のグラフを、説明なしでじっくりご覧ください。

 

 

これは米国とカナダの研究者が、2021年9月30日に発表した論文で示されたものです。データは、グラフに示したとおり2021年の初秋、世界68の国で記録されたものです。「ワクチン接種率が高い国」ほど、専門家たちの思い込みとは逆に「新規感染者数が多くなっている」ことを示しています(図は、著作権を侵害しないよう、同論文の付録資料としてネット上に公開された原データをもとに私が作図したもの)。

ここでひとつ疑問が浮かびます。もし新規感染者がほとんどいない国で、ワクチン接種によってわずかでも増えたとすれば、たとえ縦軸の値は小さくとも、効果はなかったことになります。逆に、感染者が極端に多い国で、ワクチン接種後にわずかでも減少したとすれば、縦軸の値は大きくてもワクチン効果は認められたことになるのではないでしょうか。したがって、グラフの縦軸を単に「新規感染者数」にしただけでは、ワクチンの効果を正しく示したことにならないかもしれません。

そこで研究者たちは、これとは別に米国内の2,947市町村に着目し、同じ調査を行いました。ただし、「調査前の1週間」と「調査期間1週間」の新規感染者数をそれぞれ調べ、その差を縦軸にとって分析したのです。このような処理を行うことで、ワクチン接種で新規感染者数が増えたか減ったかが、より明確になりそうです。

グラフは省略しますが、結果は上の図と同じになり、
ワクチン接種率と新規感染者数の増減は完全に無関係であることが示されました。(この論文の存在をお知らせくださった方に感謝します)

 

【参考文献】
1) Subramanian SV, et al., Increases in COVID-19 are unrelated to levels of vaccination across 68 countries and 2947 counties in the United States. Eur J Epidemiol, Sep 30, 2021.

 

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【参考文献】の論文は、前に書いた記事の中の動画で犬房先生が参照した論文と同じものでした。

 

二人の専門家の先生がワクチンと感染の関係をお伝えされた事は、とても意義があると思います。

 

政府お抱えのインチキ御用学者は猛省して欲しいと思います。

 

 

過去記事もご覧ください