日本の食の現状について再度考えてみました。
参考動画。概要を書きますが、ぜひ見てみてください。
①種と農薬
・最近の多くはF1(Filial 1 hybrid)種子が使われている。
・F1とは異なる品種を交配した第一世代。
・例えば美味しい品種と収穫量の多い品種を交配して、美味しくて
収穫量の多い品種を作る。
・F1同士を交配した第2世代では品質が安定しないので使えない。
・F1種子は農薬と肥料のパッケージ販売しか手に入らない。
・種子供給会社のトップ企業は大手化学メーカー。
・収穫前除草剤散布(プレハーベスト) 獲れた穀物は農薬まみれ。
・日本ではほぼ行われていないが、アメリカでは使用率高い。
・使用されている農薬は健康被害の報告が多く、ヨーロパでは
使用が認められていないもの。
・しかし、日本はアメリカからそんな小麦を輸入している。
・しかも、農薬の残留基準はヨーロッパの400倍も緩和している。
・全粒粉のパンからも残留農薬は検出されている。
・ヨーロッパでは農薬に対する抗議行動も行われているが、日本
はなぜか、農薬利権の言いなり感がありますね。
・なぜ遺伝子組み換えなのか?
・遺伝子組み換え植物は自然界には存在しない
・遺伝子組み換え方法、これってmRNAでも同じじゃないかと思う
けど・・・・。 どちらも将来的な影響は誰にも分からない。
・日本やヨーロッパでは遺伝子組み換え作物の栽培は許可されていません。
・しかし、日本が輸入している農作物の多くは遺伝子組み換え作物。
・日本では少数ではあるが、遺伝子組み換えについて表示されているが、
2023年からは無く成ってしまう可能性がある。
・遺伝子組み換えではないための条件「意図しない混入率5%以下」が 「不検出」=0%に変更された。事実上検査は出来ない。
・遺伝子組み換え作物を作っている国は、自国のためではなく、輸出用 に作っている。
・例えばアメリカでは国内の消費者運動が激しい為、しっかりと表示あり。
・ヨーロッパでも反対運動が凄く、非表示のものは売れない。
・なにも無いのは日本だけ。
・遺伝子組み換え食品の品数世界一は日本。2018年以降はダントツ。
・種子法が改悪され、「国内の食の安定」と「安全」が無くなった。
・改悪で民間に開放されたので、アメリカの大手種子メーカーが参入可。
・米までもが大手外国企業に牛耳られる可能性がある。
・日本の食料政策は世界と真逆。世界は食料自給率を上げる政策 なのに日本は低下する一方。1965年73%→2019年38%に。
・基本穀物は自給率なんと28%
・輸入先は1位アメリカ18.7%。2位中国12.9%。
・世界では無農薬の耕地が増えているが、日本は減っている。 先進国では最下位。農薬規制も緩々。
・世界では肉の消費が減っているが、日本は増えている。 輸入肉の添加物許可。EUで禁止の飼育ホルモン剤も許可。
・遺伝子組み換え作物の規制も緩々。日本固有種の危機。
・戦後、アメリカ(マネー主義者)の戦略として始まった。
・MSA協定とPL480法案
・アメリカの食文化最高。というプロパガンダ。
・米を食べるとバカになる? からの給食=パン
・米(国産)の消費量減。小麦(アメリカ)増。
食に関しても、マネー主義者による戦後の日本叩きは凄まじいものがあったのですね。非常に悲しいし情けない。騙されていたとはいえ、私も反省したいです。
食は言葉と同じくらい大切な文化だと思います。
日本の食を亡くす事は日本を亡くす事と同義といえます。
もう手遅れなのでしょうか?
そんな事は無いと思いたいし、実際手遅れでは無いと思います。
小さいことからでも良いので、自分で出来る事を努力したいと思います。