2019.3.2 「Red Hot & COLE」 13時開演
博品館劇場 東京都中央区銀座8丁目8−11
ミュージカル「Red Hot & COLE」を見てきました。
博品館劇場は初めまして、だと思う
色々見てるので劇場名だけだと、ここ来たなぁとわからない私。
キャパは定員381人と小ぶりなコヤで後方の席だったけど
演者の顔がハッキリ見えた。ロビーは狭く開場は開演30分前。
8階だけど2台のエレベーターのみ。
会場は昭和53年。。 ヤバいぞ、古め。
前の席との空間は割とあったけど席自体は小さい
椅子はそこそこ固め。
そして傾斜は殆どなく更に前の席とズレ無し。
つまり前の人の頭が目線と被る
後ろだけどセンターだから見やすいかなと思ったんだけど
センターだけに演者が真ん中来ると消えるぅ~
うわーと思いつつ開演。
物語は1916年、25歳の若さでブロードウェイ初作品を失敗した
コールポーター。そこからの彼の生涯を彼の作った曲を散りばめて
綴られていくミュージカル。
主演でコールポーター役の屋良さん以外は皆さん何役も兼ねる
舞台。衣装チェンジとか大変そう。
コールポーター、名前は知ってるけど散りばめられた曲たちで
聞いたことあるなと思ったのが2曲だけ
ハリウッドで歌われた曲とキスミーケイトの。
如何に私が偏った舞台の見方をしてるか思い知らされた(笑)
じゃあなんで見に行ったのかというと
鈴木壮麻さんの歌を聴きたかったから
久しぶりに聞いた壮麻さんの歌声はやっぱり素敵だったぁ。
割と低いパートを担当してたけどズーンと響いて
声量も素晴らしくって彼のマイクのレベルは違っているんじゃないか?
と思うくらい
<綺麗に歌うことは出来る。でも声量がサビシイ~~って思うのよ、
最近。他の舞台を見ててね。
プロと素人の違いって結構そこなんじゃないかと私の場合は
思うので若者たちは頑張って欲しいでーす。>
そしてセリフのお声もやっぱりイケボ。大満足
始まってすぐに全員で踊り始めたんだけど壮麻さんのダンスって
私あんまり見たことないから「踊っとるぅ」とニヤニヤしました。
貴重なものが見れたわ
印象に残った方
吉沢梨絵さんはオイシイ役どころで何度も観客の笑いを誘う。
歌もパワーがあってよかった
矢田悠祐さん。歌声がとても綺麗だった。聞いていて気持ちいい声。
主演の屋良さんは歌はハッキリ言ってイマイチだけどダンスは
とってもキレがあって見ていて気持ちいいし惹きつけられた。
ただセンターに来ると私の席から見れなくて
中盤の衝撃を受けるシーンのダンスは素晴らしかったと思うんだけど真ん中で踊ってる時は見えなくて残念だった
悔しいのぅ。
コールポーターも奥さんも資産家なせいかパーティーばっか
してるんだよね。「ごっつええ感じ」のペーターっかって位に。
色んな遊びにも手を出すけど退屈だと歌う。
刺激って慣れるものだしね。
ダンスあり、歌あり、出演が8人と思えない位、華やかな演目。
素敵なミュージカルだと思うんだけど。
私にはあんまり合わなかったみたい。。
幕間なしのノンストップ2時間10分。
最後の方、ツラかったです。
椅子も狭いし足の血行も気になってちゃうの、合わないと。
あともう少し長かったら座ってられなくて中座したかも。
(元々閉所恐怖症の自覚があったんだけど、もしかしたら
ライトなパニックなのでは?と指摘された)
これだから見る演目が同じになっちゃうんだよなぁ
自分が気に入るものってなかなか少ない。
もっと色んなものが好きになりたいのに。
私の器の狭さなのか。
楽しさとしんどさとの同居する観劇でございました。
そして帰りの電車でエリザベートのCDを聞きながら
これだけ壮麻さんの歌声健在なら
エリザベート・一路真輝、トート・山口祐一郎、フランツ・鈴木壮麻の
3重奏をもう一度だけ生で聞いてみたいなと思いました。
だって素晴らしかったんだもの。あの3人。
帰る途中から頭が痛くなってきて寝込みました。
会社の隣の席の人がインフルエンザになってたので
ついに私も人生初のインフルエンザとなったのかと
思ったけど平熱。
風邪、、だったのかな?