前回の続き
「ＴＯＰ ＨＡＴ」についてはＶ６のファンとしてじゃなくて
坂本昌行というミュージカル俳優さんはどんな感じなのかな？と
しっかり見ようという意識で行きました。
で、しっかり見過ぎてどっか審査員のような感覚に
丁度良さを覚えろ自分。
坂本さんの武器はダンスかなぁと。
彼ぐらい歌える人も演じられる人もいるけど、それにプラスして
あんだけ軽やかに踊れるって人もなかなかいないんじゃないかと。
歌声は、もう少し強い方が自分は好みなんだけどあの甘やかな
作品には合ってたように思いました
もっとタップ見たいなぁ
多部未華子さん。
多部さんの魅力って健気な女の子ってところのように思うんだけど
今回の役はモデルでタバコをくゆらす大人の女性。
なんかちがっ。 ペアダンスのシーンは
「多部さん、今日のレッスンの時間ですよ」「はい！先生！」って
見えちゃって
ダンス講師と生徒さん。
ホテルの部屋で一人踊るときの方が伸びやかで生き生き見えた。
多 「私、先生の事が好きなんです！」
坂 「冗談はやめてくれ」
多 「冗談なんかじゃありません！本気なんです！」って
シチュエーションなら、かえってドキドキしたかも
歌はツイッターとかで上手いって見てたから歌い出した途端
「ゲッ
」って思ったけど、下手だよって言われてから聞いたら
「結構上手じゃん」って思うような感じです。
とにもかくにも可愛らしかったです。
屋良朝幸さん。
可哀想な目に合うんだけど今回確実に一番オイシイ役
出てきた時から、なんか体幹バランスが凄そうって思わせる
身のこなしで、少しだけ踊っただけで上手なんだろうなぁと。
ダンスが見れなかったのは残念だったけど、随所に笑いも
取ってたし、きっと観客の心に相当残ったでしょう。ズルい
朝海ひかるさん。
華のある長身スレンダー美人。素敵だったぁ。
名前知ってるなぁと思ったらエリザベートやってた。
音域的には高音きつそうだしエリザで見たら、うーむだったかも。
やっぱり役に合ってるって大事
いい出会いだったわ。
益岡徹さん。
生でお芝居見るのは初めて。楽しみにしてました！
周りのみんなからの振り回されっぷりはお見事で流石の安定感。
奥さんの尻に敷かれるさまは「御家人斬九郎」での雷おこしを
思い出しました。似合うんだなぁ、こーゆー役
浅野和之さん。
どっか慇懃無礼な執事さん。こちらも言わずと知れた安定感ある
名バイプレーヤーですよね。かなり観客の笑いを取っておりました。
特に２幕では変幻自在
の大活躍でなかなか大変そう。
でもオイシイ役でしたよ。
あくまでも個人の感想です
森田剛さん、主演舞台の発表が。
『空ばかり見ていた』
演出の岩松了さんのコメントが
僕は余計に動かない俳優、暗い印象の俳優が好きです。森田くんにもどこか影を感じる。その暗さが、今度の芝居をつくるうえでの、探りどころにもなるのかなと思っています。
きたぞ、これ。
私、森田さんが命の瀬戸際ギリギリに追い詰められる、そんな役の
舞台を是非見たいと思ってたんですよね
彼の最大の魅力って集団でいても、孤独を感じさせるところだと
思ってて。やるほうはたまったもんじゃないかもしれないけど
色々と削られるような彼を見たい。
プロの演出家はもちろん彼の魅力なんて分かってて既にそんな役を
色々とやってるけど、私はみたことなかったので。
彼を想定したあて書きみたいなので楽しみであります