2016年9月24日、京都みなみ会館で大怪獣、ウルトラマンA、国産SF映画と至福的な秋の長い一日。
河崎 実監督作品「大怪獣モノ」より鑑賞開始。
特撮作品にはお馴染み俳優陣に加えて、今旬のプロレスラーが登場。
地底怪獣対巨人の壮絶な戦い、正に怪獣プロレスに河崎監督の味わいが加わった作品。
17時20分開演、劇場初公開「Blu-ray BOX発売記念 映画館の大スクリーンで観る HD Remaster 2.0 ウルトラマンA(エース)上映会」。
館内は満員御礼。
主催者の一人でもあるキャスト社の藤村氏の前説の後、トークライブがスタート。
ゲストは北斗星司役の高峰圭二氏。
聞き手はキャスト社の社長、兼特撮ライターの中村"うどん"哲氏と、ラノベ作家の馬場卓也先生。
注意事項を読み上げる、超大新聞でお馴染みの馬場先生。
元々は関西を中心に活動されていた高峰氏。
ウルトラマンA出演に至る経緯。
この後に上映される作品の真船禎監督とのエピソード、撮影時の裏話など、短時間なれど濃厚な内容。
気さくな人柄で、大阪弁で少し毒入りなのも心地好し。
最後には高峰氏のフォト・セッション。
そこに急遽、ウルトラマンA登場!
ポーズを決めて、ウルトラマンA、北斗星司がみなみ会館に降臨。
今回は、刷り込み済みサイン入りブロマイドの高峰氏からの直接お渡し会も開催。
前後期のTACマークのバッチ付き。
トークライブ、お渡し会の興奮覚めやまぬ中、上映前に緊急発表。
来月10月15日、16日よりウルトラマン シリーズ放送開始 50年スペシャル上映"ウルトラ大全集 PART.1 地球はウルトラマンの星"がここ、京都みなみ会館でスタート。
シリーズの順番通りではないが、映画館のスクリーンで甦る厳選された大迫力のウルトラシリーズが怒濤の上映。
第一回の上映作品はウルトラQより第16話「ガラモンの逆襲」(モノクロ版)、第18話「虹の卵」(総天然色版)。
セミ人間、ガラモン、パゴスが!
又、15日にはウルトラQの第12話「鳥をみた」の三郎少年役、ウルトラマンの星野少年役を演じた津沢 彰秀氏の来館も決定。
早速、年内上映分の全プログラム鑑賞フリーパスも購入。
このニュースの後、上映開始。
"お前は俺を信じなさい"の歌声がトラウマになる、第23話「逆転!ゾフィ只今参上」、故川北特技監督のド派手な特撮、第30話「きみにも見えるウルトラの星」。
共に画像は驚く程鮮明にして大迫力。
HD Remaster恐るべし。
で、みなみ会館のロビーでの物販。
注目は特撮大百科のキャスト社さんの"特撮大百科くじ"。
今回の景品に、特大の"クモンガの谷"が登場。
"くじ"の景品の領域を逸脱した、一般販売品並のボリューム。
そして時刻は20時前。超大怪獣大特撮大全集DX PART.3が上映開始。
恒例の入場時の無料配布、ラノベ作家の馬場卓也先生のうろ覚えなれど鋭い考察、超大怪獣大特撮大全集大新聞 vol.20 9月号。
先のウルトラマンAの第30話を含めて、川北特技監督大会。
先ずは大阪芸術大学で教鞭をとられた川北特技監督の教え子達が制作した、特撮自主怪獣映画「東京放棄命令 ガラテイア」。
短時間なれど怪獣映画の要素を盛り込んだ意欲作。続編が楽しみな怪獣映画。
川北特技監督の教えか、逆光の中に立つガラテイア。
この様な図柄のブロマイドも、この日販売。
続いて日本SF小説界の重鎮、小松左京氏が監督の「さよならジュピター」。
突如発生したブラックホールの軌道を変える為、木星爆破を計画。
しかし、その計画を阻止する為、呑気なヒッピーの親方が歌うカルト教団に集いしテロリストが暗躍。
メカニックにもこだわり、当時の技術の全てを駆使した、川北特技監督による圧巻の特撮シーン。
22世紀の世界を描いた、日本の本格的SF映画。
10時30分前に上映終了。長い、長い、でも満足な京都みなみ会館での一日。
来月の超大怪獣大特撮大全集DX PART.3は時代劇x特撮。
10月15日、16日、上映作品は「士魂魔道 大竜巻」と「妖怪百物語」。
東宝スタアの豪華共演+円谷特撮、そして百鬼夜行が京都みなみ会館の銀幕に。
この日もそっとですが、主催者、スタッフの皆様に感謝。お疲れ様でした、そして有り難う御座います。そして又、来月も。