昭和プロレスマガジン/国際プロレスへの道 | tsのブログ

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昭和プロレス世代の心の故郷、国際プロレス。
苦難の道をそのパイオニア精神で切り開く。

創刊号よりの愛読書、「ミック博士の昭和プロレスマガジン」が遂に40号。
この記念すべき40号の特集記事は「最後のIWE 国際プロレスへの道」。

表紙にマッドドック・バション&イワン・コロフ。

当時の国際プロレスの内側を鋭く語る、マイティ井上氏のロングインタビューをメインに、国際プロレスの日本人レスラー&スタッフ、興業、動員情況等々を鋭く検証。

超豪華カラーグラビア付きで甦る国際プロレスの魅力。

裏表紙は、レスラーよりも大きいレフェリー=マンモス鈴木と、国際プロレス崩壊後も生涯現役を貫いたミスター珍。

そんな国際プロレスの当時の情況を物語る貴重な資料となるパンフレット。

国際プロレス創立満10周年を迎えた1976年に開催、新春パイオニア.シリーズ。

新春早々の華やいだムード、正月気分など皆無。
行きなり血生臭い金網デスマッチの抗争劇、因縁の対決!から1976年の国際プロレスはスタート。

1976年の初頭を飾るパイオニアシリーズに参戦した、個性的、味わい深い外国人レスラー。
"冬の鷹酋長"ウインター・ホークと、"ベネズエラの竜巻男"エル・サイクロン。

シリーズの外国人レスラーのエース、ラッシャー・木村との金網デスマッチで引き分けた遺恨に決着をつける為参戦、喧嘩屋"クレイジー"セーラー・ホワイト。

"カラテ・キッド"ことキム・クロケイドは本シリーズを欠場。(しかし、この数年後にアントニオ猪木と異種格闘技戦で対決。)
この為、レーン・シェリーが緊急参戦。

この猛者達を向かえ撃つ、"金網デスマッチの鬼"ラッシャー・木村。

現在では何の違和感も無い男女合同興業。しかし、当時は受け入れられず、非難の的に。
それでも小畑千代を筆頭に国際プロレス女子部は闘う。

日本人レスラーが外国人レスラーサイドに寝返る、裏切りのアングルも、国際プロレスならではのアイディア。
凱旋帰国したミスター・珍が外国人レスラー勢と結託し、国際プロレスを襲撃。


団体崩壊後も、そのパイオニア精神を受け継ぎ、苦難の道を進む勇猛な国際プロレスの戦士達。