2024ビリヤード全日本選手権、河原千尋プロ
残念ながら表彰台に一歩届かずBEST8終了でした。
最後の一戦は女子世界チャンピオン三度獲得(うち1回は連覇)しているLiu Sha-sha(中国)。
ヒルヒル(両者リーチ)で迎えたラストマス。
4番がまわってきて、C級店長も一瞬「たぶん勝った」と思ってしまった配置で河原P取りきり体制へ。
4番を撞いた瞬間、的球に当たる瞬間までは
「完璧!と思ったら当たってゴリっていった…」と珍しく河原Pもその場で崩れ落ちるリアクションを抑えられませんでした。
スキッドで外してしまう。
(スキッド=ボール同士が当たる瞬間に、埃やチョーク等の汚れのある場所同士が触れ、当てられたボールが通常とは違う動きをしてしまうこと。)
河原P「撞く前に一瞬スキッドの心配も頭をよぎったけど、スピードもそれなりにあるし大丈夫だろうと(思った)。
これまでは球を拭いてもらうのが、自分にプレッシャーをかけてしまう気がしてあんまり好きじゃなかったんだよね。
でもやっぱり上手な人は見習うべきだと改めて思った。これで懲りたから、これからは拭いてもらう!」
スキッドを不運で済ませない河原プロ、また一つ「学んだ」と1歩前進です。
次の試合は来月12月アメリカのWPBA戦です。