河原千尋プロに聞いたビリヤード【試合中のメンタル】 | ビリヤードプロ、河原千尋の店アンセーズ大阪市本町ビリヤード・カフェ&バー

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日本女子ランキング1位を10度獲得した河原千尋プロの店。で何かしら毎日やらかしてるスタッフのブログです。

以前いただいたご質問から、今回はこちらを河原千尋プロに聞いてみました。

 

河原プロが考える試合中の「良いメンタル」は?

その「良いメンタル」を保つためにやっていることは?

 

河原P

「試合中の良いメンタル…

 

観客がいるからカッコよく撞きたい、とか

これ勝てたら勝者上がりできるな、とか

そういう(笑)なことを考えてしまうのは

私にとっては、目の前の自分のビリヤードに集中できていない悪い状態

 

そういう邪念がなくて、目の前の自分のビリヤードに集中できている時が良いメンタル、かな。

良いメンタルを保つためにやっていること…は特にないんですが、

できるだけ悪くならないようにはしています。

 

悪いメンタルに繋がりやすいのは、

やっぱり緊張・怒り・焦りだと思っています。

 

この内、緊張だけはコントロールできないから

「あ、緊張してるなー」って思ってるだけ(笑)。

ほとんどの試合で、緊張してても撞いている間に治まるのは経験で分かっていますしね。

 

焦りはどうしようもないというか、撞く番が回ってこなければどうせ何もできないゲームだから、ビリヤードって

どんなに焦っても撞く番がまわってこなければ焦り損と割り切っています。

あと焦りは自分の腕練習への不信からも起こるから、やっぱり普段から練習しておくしかないよね。

 

怒りはある程度自制できる唯一の要素だと思うけど、

怒ってしまうのはどうしようもないから、

怒りが発生したそのマスは怒りたいだけ怒って、

その後でタイムアウトとって

「はい、怒ったからもうおしまい。」って切り替えるようにしています。

 

でもこういう風に考えられるようになったのもここ数年のことなので、

やっぱりたくさん試合にでて経験を積むのが一番かな、と思います。

 

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