格好より防寒
ここ数年、寒くなると必ず装着しているのが
MRAのスクリーン。取り付けステーとあわせ、約2万円。
取り扱いはプロトである。
取り付けるとロング&ローのフォルムがやや崩れちゃって
そのあたりがまあ残念なのだが、
この季節、スクリーンの防風効果は捨てがたい。
そろそろハンドルカバーも付けたいところである。
長距離ツーリングとなれば、格好より防寒だ。
こういうバイクにも
スーパーカブのレッグシールドみたいなのが
付くといいんだがなあ。
確か『ワイルド7』のヒバちゃんのバイクには
そーゆーのがあったはずだ。
しかも湖なんかでは、そのレッグシールドが前に倒れ、
そのまま水面を滑走できたりする。
そこまでは望んじゃいないけれども、
アレがあればかなり風がしのげる。
エンジンガードに取り付けるだけで済みそうなものだから、
どこかチャチャッと作ってくれないだろうか。
売れそうな予感が……。
最近、読んだ本
『いつかX橋で』 熊谷達也/著 新潮社/発行
昨夜、読了。
せづね~っ! (切ない、の東北弁)
今回もクマタツ節にやられました。
舞台は昭和二十年の仙台。
B-29の爆撃ですべてを失ってしまった主人公の祐輔は、
特攻くずれの彰太や、訳あってパンパンガールに
身を落としてしまった娘と出会い、必死で生きることを学んでいく……。
終戦直後の過酷な状況の中でも明日を信じ、
逞しく生きていく祐輔たち。
その姿は、不況と政治不信で明日を信じられずにいる現代の僕らに対し、
強いメッセージを送ってくれている気がするなあ。
判型は四六判変型、頁数398ページ、
発売日2008年11月21日。税込1,890円です。
そもそも、生まれてきた奇跡に、まず感謝。
そしていま生きていることに感謝だ。
実際に泊まってこそ
実際には泊まってもおらず、
それどころか現場取材もしていないのに、
有名温泉旅館から広報用の画像をもらって
電話取材で済ませてしまう雑誌、少なくありませんね。
アウトライダーは、必ず泊まります。
そして「この宿は、いい!」と思えたところだけ、記事にします。
あるいは「この宿の、ここはいい!」と思えたところだけを
抽出し、紹介します。
風呂もメシも立地も部屋も接客もとにかく全部ダメ、
なんてところは少ないですから。
必ずどこかしら、いい点はあったりする。
ただし、なんにせよ、泊まってみなくちゃわからない。
泊まってもいないのに「おすすめ宿をご紹介」だなんて、
そんな記事は作りません。作りたくないから。
何で急にこんなことを?
実は今日、いままでに「実泊」調査を済ませた宿を
すべてリストアップし、さらに取捨選択するという仕事を
したのです。けっこうありますよ、安くていい宿。
タイアップも取らず、身銭を切って泊まった宿ばかり。
真面目に仕事してるなあと、実感した日なのでした。
自画自賛って言われちゃそれまでですけどね(笑)。
いずれまとめて紹介します。乞うご期待!