しゅさいです。
小川氏がなんとも素敵なブログを書いてくれましたね。
本当に、関わってくれる人たちに、感謝の日々です。
では、僕は。
今回、最後の公園に遊びに来てくれた
大切な役者さんたちを、紹介します。
【石川未来 / うさぎのミント】
くるめるシアター1年代女性。らいらい。
三代目ミントに選ばれし、ほんわか小動物。
くるめる新人たちの芝居の通し稽古で
「ああ、これはミントだ」
と主宰に思わせたマジミント。ミントだけにやばい時はやばい。
僕が話をしているとき、時折食い入るように頷きながら聞いてくれるその姿がとても好き。
気付けばどんどんミントの役に入り込んできているようで。
(スーパーで兎のエサを物色しに駄菓子コーナーに行くらしい)
彼女にとって、un-callはもちろん初めてなのだけど、
最後ゆえのミントの生き方を、切なく演じてくれています。
名言
「私、このシーン嫌いです。」
【澤田千尋 / かがみ】
くるめるシアター1年代女性。さわち。
あらゆる人、局面に対峙する放浪の鏡。を、演じることになった、飄々とした不思議ちゃん(?)
ぴゅいーっ っていうキャラクターを持っているらしい。
くるめる新人公演本番を観た主宰が声をかけました。
何と言っても声の通りと滑舌が素晴らしい。穏やかさと激しさの使い分けが上手く、何より主宰は彼女の身を翻してハケる感じ(?)がとても好き。
後述する村田くんのことがお気に入りらしく、事あるごとに「むっちょ」を挟んでくる。おもしろい。
その多様な声のトーンに注目。
名言
(シャボン風船が飛んで行ってしまった!)
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
※聞き手のさじ加減です。
【村田陽亮 / はる】
くるめるシアター2年代男性。むっちょ。
中二病に差し掛かりそうな少年を演じる、主宰と違うタイプの中二病。時々メンヘラにフォルムチェンジする。
何だかんだで、今までのun-call全て観てくれていて、青では照明オペも担当してくれました。
演出にたくさん意見出してくれて、すごく助かってる。笑い的な意味も含めて、覚醒します。
彼の本領は、新宿元気館での稽古で発揮される。
とても真面目なんです。彼は。一つの芝居に対して。
いろいろ考えてくれる彼の真摯さを、僕は心強く思っています。
名言
「(色彩公演)赤を超えたいです」
「かわいい~♡♡」
【平川奈渚子 / さと】
25歳。主宰の姉。
朝に溶けた遥かな人。
主「演劇辞めるなら姉弟共演してからかな」
姉「あーちょっと思ってたそれ」
みたいな思いがお互いあった、平川家姉弟。
主宰が演劇に興味を持ち始めたのは、中学から演劇をやっていた姉の影響でした。
オーストラリアから帰国してすぐ稽古参加。持ち前のコミュ力(弟には備わっていない)を発揮して座組に溶け込みました。
やはり安定感のある演技がよい。さりげなく弟をちゃんと主宰として立ててくれたりもします。
小さい頃、違う時間を生きて、でも同じ物を見ていた僕らが、この同じ舞台で生きること、とても不思議で、でも何だか嬉しかったり。
名言
Coming soon...
(別に思いつかなかったわけじゃないです。別に)
【重城むつき / つばさ】
くるめるシアター1年代女性。しげ。
おそらく今回一番出番が多い、公園の記録を続ける少女。
らいらいと同じく、くるめる新人たちの芝居の稽古で主宰の脳内候補にin。
よくun-call所属員(しゅさい、小川氏)にいじられる、もとい愛される素敵な後輩。稽古開始当初に比べて、かなりun-callに染まってる、気がする。女王とは何だったのか←
ゆるっとした、どこかたどたどしい、やわらかな喋り方が魅力。一番近くで共演する小川氏とのバランスが非常に良い。
彼女がun-call合宿で作ってくれたしげ鍋は、紆余曲折を経てとても美味しいものになりました。
彼女の溢れる可能性に注目。
名言
「何か信号が赤から黄色に変わった気がします。」
「黒いタイツって、白と真逆じゃないですか(ドヤ」
【小川美都 / つぐみ】
くるめる2年代女性。自称、つ愚民。
そして、un-call所属員。
前回演じた さゆちゃん を心に秘めて、公園を見守る15歳の少女を演じます。
ちゃんこーるの時ほどじゃないけど、やっぱり子ども。(主宰はそれ以上に子ども)
何が凄いって、un-callの世界観を自分の中に確立させて、そこに入り込んでくれること。見えているものは、きっと主宰とすごく近くて、主宰のわかりにくい説明もきちんと補足してくれます。
稽古開始当初から、まだ雰囲気のわからない一年生の前で、率先してやわらかい空間をつくろうとしてくれました。
誰よりもun-callを好きでいてくれる小川氏。今回このつぐみ役は、そんな彼女だからこそ生かせることができ、彼女だからこそやり遂げることができる役だと、僕は思っています。
名言
(小屋入り一週間前)
「明日から寝ません」
「シャボンに触れると感染するからな、夜露死苦★」(さんこーるLINEより)
左から、さと、かがみ、はる
左から、つばさ、つぐみ、ミント
この公園に、生きること。
この公園から、いなくなること。
この公園に、生きていたこと。
いろんな色が、あったこと。
見届けます。
見届けてほしいです。
朝が来るまでの、彼らの今を。
この、80分に乗せて。
un-call 色彩公演-白-
『朝を待つ』
作・演出 平川智陽
10/25(金) 19:00
10/26(土) 14:00/19:00
10/27(日) 12:30/16:30
※受付開始は開演時間の40分前、開場は30分前です。
山王FOREST 大森theaterにて
前売 500円
当日 700円
ご予約は
https://ticket.corich.jp/stage/ticket_apply.php?stage_id=48966
から。
『朝を待つ』ホームページはこちら。
http://suncall.web.fc2.com/