明日は○○です(5点) | un-callのブログ

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やわらかい、あたたかい絵本の中で遊びます。

こんばんは。
2℃目の中野です(©シド)
おいしいタイミングをいただいちゃいます。
てじまちゃん(そんな呼び方したことないけど)にすごい名指されてる
なんか恥ずかしい……
女優陣のほうがよっぽどアイドルだよ!
眼福です。


さて。ついに今日から開幕しました
「早稲田演劇週間」!
7団体が7つの、それぞれの世界を叩きつけるアツい4日間になることでしょう。
こんなにもカラーの違う7作品がいっぺんに観られる機会もそうそうないのでは?
今日は3団体の上演でしたが、どれかをご覧になった方も多いのでしょうか。
明日以降も素敵な団体がたくさん、いまかいまかと出番を待ち構えております。
ぜひ、足を運んでいただきたいです。




そして我々un-callはいよいよ本日、
前夜です。
ここで問題。前夜といえば?


そうです、「のび太の結婚前夜」ですね。



ですよね?



(咳払い)とにかく中野にとって前夜といえば、「のび太の結婚前夜」です。
そうなんです。
何度かアニメ化されてます(たぶん)が、1999年の劇場版で同時上映されたときのやつがいちばん好きです。
べつに、とくべつドラえもんに想い入れがあるとかそういうことはないです。
ただ、しずかちゃんとしずかちゃんのパパとのやりとりはいつ観ても胸が熱くなります。まるで自分の娘を嫁にやるみたいな……いや、娘いないですけど。




観たくなったので、近所のTSUTAYAさんで借りてきました。


泣きそう。



結婚って、する必要はないんじゃないか、と思ってしまうことがあります。
愛し合うだけならそれで充分だし、いっしょに住むことだってできる。
でも、やっぱり必要なんです。結婚するよ、という宣言が。それは契約でもあるけれど。
そしてそれを宣言してしまったら、もう戻れないんです。だからその前夜は、ちゃんと準備するための夜は必要なんです。戻れない明日を想うための時間が必要なんです。

僕たちがこの1ヶ月間やってきたことも、ちょっと似てると思うんです。
僕たちはお芝居をつくってきました。でも、それがお芝居になるためには観てくださるお客さんが必要で。
お客さんに観てもらうことではじめて、僕たちのお芝居はお芝居になるんです。
それに備えるための前夜が、僕たちにも必要なんです。戻れない明日のための今夜が。

主宰の平川くんは、ここ2日間「楽しめ」と言っています。
他にもっと言いたいことがあるかもしれない。でもまっさきに「楽しめ」と言ってくれる彼のやさしさに、強さにずっと助けられてきました。
いつでも明るく、笑いの絶えない座組にたくさん救われてきました。

そのほか、スタッフの皆さんやこの座組を通じて出会ったいろんな人たち。
いつも僕を助けてくれる身近な人たち、かけがえのない人たち。
すべての人たちに感謝と、
ここからは自分たちの足で歩くよ、という決意をこめて。


僕たちと、お芝居をつくりませんか。

un-call『引力に落ちる』
6/15 17:45~
6/16 18:00~
6/17 19:00~
早稲田大学・小野記念講堂にて
入場無料/予約不要

お待ちしております。



タイトルは、今日の稽古場にて。
キャスト・金田の解答例。
「明日は『金田』です。
(少し考えて)明日『も』金田です。
今日も金田です。
明後日も金田です。
たぶん1年後も金田です」
僕たちは普遍の真理をみました。