先月ネットで萩尾望都さんが

アメリカの漫画賞「アイズナー賞」を受賞ってニュースを見て思い出した

今日は超脱線!
何きっかけか忘れたけど 読んで印象に残った少女漫画

秋里和国『デッド・エンド -袋小路-』

一時期 少女漫画ってヤツを読みふけってた事があった
1985年 秋里和国さんのこの漫画
双子のフットボール選手 マークとルーカス
弟を溺愛する兄 絶対報われる事のないこの気持ちをひた隠し
自分の中にあるスター性も弟のために隠し続ける
そして最後は死を選ぶ…
はっきり言ってなかなかディープな内容
なんでこれに当時ハマってたのかは未だ謎のまんま
1985年といえば23歳 就職する前の年
思い出してみてもかなり不安定な時期やったけど
この漫画のような世界に足をつっ込んでたという事実もなし
DEAD END 袋小路ってタイトルに反応した覚えはあるかな
先がまったく見えない 後戻りもできない
そんな空白の1年みたいな時期 
この漫画の中の世界で描かれてた美学に
刺激を受けてたのかもね

あと吉田秋生『カリフォルニア物語』

弁護士の息子 高校生のヒース・スワンソン
父との確執 優秀な兄との比較
家を飛び出し マンハッタンにいる友人たちとの生活を始める
青春ものなんやけど さすが少女漫画 なかなか屈折してる
 

そして『エイリアン通り』


作者は成田美名子さん
ロスに住んでる美少年シャール
アラビアの島の王子か何か 凄いひねくれ者
ひょんな事からフランスからやって来たジェラールと
暮らすことになった
この漫画はいくつかのストーリーに分かれていて
それぞれサブタイトルが付けられてた
第1話が確か「真夜中のカーボーイ」やったんで
気になって読んだのが最初
その後のサブタイトル全て映画をもじったもの
「魚が出てきた日」ならぬ「親父が出てきた日」なんてのもあったはず」

今回はふと思い出した自分の中でもレアな思い出
この事ってそういえば誰にも話した事なかったし
記事で取り上げた事もなかったな
 

顔出して ここにいるよアピール

 

【Midnight Cowboy】