長渕剛と北野武。全く接点がなさそうですよね。
そんな両者の接点tについて雑に考察したいと思います。
そんな点は出ねえよおおおお。
数学ヤクザもおそらく憧れてるであろう長渕剛ですけど。
いつかの少年という長渕剛の作品があるんですけど、数学ヤクザもそこからインスパイアされたのか、「いつかの少年は神楽坂で天を観た」みたいなことをかつて冬期直前講習の講座紹介で書いてたはず。
ちなみに神楽坂といえば花街として有名ですが、東京理科大もございます。数学ヤクザの母校ですね。インテリヤクザですから。
長渕剛と北野武の接点t、それはヤクザです。
別に反社と付き合ってるとか、闇営業とかそんな吉本興業的な話ではないですよ。
痩せぎすのフォークシンガーに過ぎなかった長渕剛のターニングポイントとなった映像作品にとんぼがございます。とんぼで長渕剛演じるヤクザが当たり役となり、その後の芸風、作風にまで影響を与えたんです。
大衆演劇でいうところの梅沢富美男の夢芝居みたいなものですね。長渕剛のとんぼ以前と以降ではまったく芸風、作風が違います。大衆演劇も夢芝居以降では客層も構成も全く変わりましたね。ドサ回りの旅役者から舞踊ショー中心にシフトしました。もはま芝居はオマケになりつつあります。
北野武といえば映画監督デビューによってもうひとつの顔を持つことになりました。ビートたけしとしての浅草発の漫才師、コメディアンという顔ともうひとつ、映画監督としての世界のキタノという顔ですね。その男、凶暴につきという作品で映画監督デビューして以降、世界の映画アワードを総なめにして文化人としてのキャリアを持つに至りました。
北野ブルーと呼ばれる作風は日本のヤクザ映画の歴史を塗り替え、ドメスティックな任侠映画をグローバルなものへと昇華させました。
いうならば、大衆演劇のグローバル化を唯一達成したといっても過言ではないと思います。任侠映画ならばタランティーノみたいなオタクくらいにしか刺さらなかったものが、北野ブルーによって欧米を熱狂させたのです。
北野武作品の座頭市では早乙女太一なども出演してます。北野武にとって浅草と大衆演劇は実はかなり近しい距離にいるのです。
そんな北野作品ですが、北野武が描いたヤクザもどちらかというとドライで、死生観もどこか虚無感が漂い、浪花節だとかコテコテの任侠映画が描くような大立ち回りなどとは対照的というのもまた面白いですけどね。
その一方で、長渕剛扮するヤクザはイカニモ大衆演劇といった感じの人情物だったりします。北野ブルーで描かれたヤクザ像とは対照的ですね。
映画オルゴールのワンシーン。長ドスを持って結婚式場に単身で殴り込みにいくシーンはイカニモ大衆演劇っぽいと思いませんか。
日本の任侠映画を偏愛するタランティーノのキルビルみたいなシーンだと思います。
長渕剛のヤクザ像はまさに大衆演劇だと思うのです。
長渕剛は九州出身ですよね。九州といえばコテコテの大衆演劇で有名じゃないですか。もはや、今の大衆演劇を支えてるのは九州ですから。九州出身の役者が大阪と浅草で盛り上げてるのが今の大衆演劇です。東京の大衆演劇はすっかり九州と大阪に塗り替えられつつあります。
その一方で足立区出身、浅草からキャリアを始めた北野武は大衆演劇っぽくもあり、既成概念をぶっ壊して世界にまで飛び立った感じです。長渕剛がドメスティックなヤクザ像に拘泥したのとは対照的ですよね。
本来ならば一番近いはずの北野武が大衆演劇とは少し違う場所から世界を目指して、一番遠そうに見えるニューミュージック出身の長渕剛が結果的にはベタベタな大衆演劇っぽい美意識を持ってるという。
まあ、コンプライアンス的にもアウトなので長渕剛もすっかりオワコン化しつつありますけどね。それでも熱狂的なファンに支えられている。そこら辺も大衆演劇に近いような気がします。
川崎大島劇場の緞帳おろし。そのうち書こうと思っているんですけど、誰かが長渕剛の激愛を踊ったのです。誰だっけ?忘れた。写真撮ったっけ?
激愛は長渕剛主演のオルゴールの主題歌だったんです。長渕剛の曲といえば、ギターのイメージですがこの曲はシンセサイザーによる打ち込みによる物悲しいメロディでかなり異色の作品です。メロディが意味を持つという典型ですね。
そんな曲を選んで踊るあたり、なかなかいいセンスしてると思います。まあ、そこまで深くは考えてないのかも知れないけども。誰だったっけ?忘れた。
長渕剛といえば、いま渦中の哀川昇が茂原の太陽の里の浴場で長渕剛とばったり遭遇したそうです。里美たかしが言ってた。
茂原の太陽の里の浴場で長渕剛と合うとか凄くないですか?どんな確率なんだ。
茂原の太陽の里ってガラガラですからね。辺鄙な場所にあって、あんな場所になぜ長渕剛がいたのか。いるはずがない場所に長渕剛ですからね。
以前、たまたま小田原から東海道線に乗ったら、目の前の席に吉野敬介が座っていたことがありました。なぜに吉野敬介なのか。しかも、グリーン車ではなくて普通車でした。意外と堅実ですね。
目の前に吉野敬介というのもなかなかのインパクトですが、長渕剛と浴場で遭遇するというのもなかなかだと思います。
長渕剛は近くでゴルフやった帰りだったみたいです。哀川昇は太陽の里で公演中だったんです。今は大衆演劇公演やってないけど、かつてはやってました。大体、九州の劇団が乗りがちでした。篠原系ではなく。不便な場所にあるからね。よく潰れないよね。
長渕剛もガラガラだと言われてたまたま立ち寄ったのかも知れません。
九州出身の哀川昇にとって長渕剛はまさに憧れの存在だったのかも知れません。
そんな哀川昇も息子の炎隆に足を引っ張られ風前の灯ですけど。この局面をどう乗り越えるのか。
昇ろうとしたら足を引っ張られて下がる。まるで芥川龍之介の蜘蛛の糸みたいな光景ですけど。
そんな哀川炎隆に長渕キック。
長渕剛と共演していたのは哀川翔ですけど。哀川違いですね。しょうもない。



