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ユニオン・メディエイト【賃貸事業部だより】

プロパティ・マネジメント(=PM)に関する最新情報や、当社スタッフたちの仕事ぶりなどをご紹介します。
不動産投資をなさっている方、これからしようと考えておられる方のお役に立ちそうな生の情報をお伝えしていきたいと思います。

数年前、当社に数棟管理を任せてくださっているオーナーさまに
お酒をご馳走になっているとき、こんなことを言われました。

「不動産や賃貸管理の知識をたくさん持って、
それを大家さんにお伝えすることも、もちろん大事なことでしょう。
でも、そうしたことをいくつも積み重ねることより、
あなたの信頼をいっぺんに高める方法があります。
それはやきものや美術などの勉強をすることです。
たとえば大家さんの家を訪問し、お茶を出してくださったとき、
その出された器を見て
『ああ、これは黄瀬戸ですね』とあなたが一言いったとしたら、
百の不動産知識を披歴するより、
大家さんはあなたのことを信頼してくださると思います」

$ユニオン・メディエイト【賃貸事業部だより】

その夜、オーナーさまがおっしゃってくださった言葉がとても胸に沁みて、
それから付け刃ではありますが、やきものの勉強を始めてみたりしています^^;

このオーナーさまが私に伝えようとしてくださったのは、
おそらく営業上の「テクニック」的なことではなくて、
「ひとりのおとなとして、しっかりとした教養を身につけなさい」
ということだったのだと思います。

まだまだ、まだまだ、勉強が足りない私ではありますが、
こんなふうに指導してくださるオーナーさまに出会えたことを
本当にありがたく思っています。

賃貸管理(PM)業にはトラブルがつきもので、
たいがいのことには驚かなくなっていますが、
5月中旬に発生したトラブルには少々驚きました。

空室であるはずの部屋へ現地確認と工事見積もりをしに行ったら、
同行してくれた工事担当スタッフが、
「あれ? 電気メータが回ってますねぇ」
と言うのです。

そこで念のためドアホンを押してみたら、返事がするのでビックリ!

「管理会社の者ですが、あなたは誰ですか?」と訊ねたら、
中から若い女性が寝巻姿で慌てて出て来ました(@_@)

冷静を装い事情を訊くと、
その女性はキャバクラに勤めていて、
お店の常連さんが「この部屋、使っていいよ」と
鍵をくれたので2週間ほど前に引っ越してきたと言います。

そして、この話がさらにややこしいのは、
「お店の常連さん」=「契約者」ではないということです。

さらにさらに厄介なことに、
当の「契約者」は行方知れずになっていて、
携帯電話もつながりません。

これは困ったことになったなぁ…と思いましたが、
時間をかければ事態は悪化する一方なので、
急いでいくつか策を講じて実行したところ、
昨日すべての鍵を無事回収することができました(^^)

女性もきちんと退去してくれ、
部屋にあった家具家電もすべて撤去されているのを見届けました。

「契約者」からは父親経由で解約届も回収できたので、
これで一件落着。
「自力救済」にはならないはずです。

オーナーさまにはご心配をおかけしましたが、
問題発生後、2週間で解決できたことを喜んでくださいました。

自分たちの常識が通じない世界で生きている人たちも
相手にしないといけないので、PMもなかなか厄介な仕事です。

けれど大きなトラブルが発生したときこそ我々の腕の見せ所。

スピーディーに解決し、オーナーさまに安心して賃貸経営を
続けていただけるよう、頑張っていきたいと思います。
当社では、オーナーさまご加入の損害保険見直しサービス
行っていますが、この業務の提携先を一部変更することにしました。

新しく提携することにしたのは
株式会社リロ・フィナンシャル・ソリューションズです。

本サービスは、オーナーさまが加入されている建物総合保険を
精査させていただき、保険の内容に過不足がないか、
保険料は高すぎないか、などをチェック。
顧問を務めていただいている損害保険の専門家に
最適なプランを組み立てていただいたうえで
複数の保険会社の商品を扱える代理店に一括見積りしてもらい、
オーナーさまにご提案するというものです。

リロフィナンシャル社も16の保険会社の商品を扱うことができることから、
本サービスの代理店業務部分を依頼します。

これまでこの業務をお手伝いいただいていた代理店さんも
なかなか頑張ってくれましたが、
リロフィナンシャル社の担当者さんは、
サービスのスキームをつくる際、
こちらが望むものについては迅速かつパーフェクトに対応してくださり、
さらに、次にお願いしようと思っていたことを先回りして
準備していてくださいました。


また、試しに1棟の保険見直しを検討されていたオーナーさまを
ご紹介したら、そのオーナーさまも大変気に入ってくださり、
1棟ではなく、ご所有の物件すべて(8棟)の保険を変更されました。

当方の手間も以前にくらべると格段に少なくなって大助かり。
提携先を変更する決断がつきました。

当社は普段、オーナーさまに業務提携先変更(PM会社変更)を
ご検討いただく立場にありますが、
リロフィナンシャル社の担当者さんの対応から
学ぶ点が非常に多かった気がします。

これからもお互いに刺激しあって、
いい関係を築いていきたいと思っています。
PM専業型管理会社である当社では、入居者様への物件紹介、
案内業務を仲介業者さんに委託して行なっています。

仲介業者さんがお客様をご案内くださったあと、
営業担当者さまには簡単なアンケートに協力いただいています。

アンケート用紙は、お客様が気に入った点、気に入らなかった点について、
条件面、設備面、内装・外装面等で代表例を項目出しし、
チェックをつけていただけばいいようにしています。

この営業担当者さま向けアンケート用紙を
少し見直してみることにしました。

先週、リーシングマネジメントコンサルティングの斎藤副社長に
社内研修をしていただいた際、
「同時にご案内された物件を教えていただくようにしたほうがいい」
と助言されたことを受けての修正です。

具体的にはアンケート用紙に当社の物件と一緒に
お客様に見ていただいた物件は何かをご記入いただき、
そちらで決まった場合はその理由を教えていただこう
と思っています。

今後の競合物件(=ベンチマーク)を絞るのに役立ちますし、
他室を決めた理由を伺えば、それはすなわち当方で決めていただけなかった
理由でもあるので、改正点がわかりやすくなるからです。


営業力を強化するために、
営業に関連するひとつひとつの業務や書類を見直していく作業を
これからしばらく集中的に行なっていくつもりです。
PMの仕事はなかなか幅が広くて、
その中には自分が比較的得手だなと思っている仕事と、
あまり自信を持てないでいる仕事とがあります。

昨日はその後者のほう(あまり自信がない仕事)で3件、
取り組まなければならないことがあり、
かなり重たい気持ちで出勤したのですが、
帰るときの足取りは軽やかなものでした(^^)

自分が急に成長したわけではありません。

社内外のビジネスパートナーたちが、
協力してくれたおかげで、
さほど苦労することなく前進することができてしまったのです。

自分の強みを活かして、こまめに動いてくれる会社のスタッフたち、
多くの仕事を抱えて大変だろうに、
こちらが頼れば迅速に支援してくださる社外の方たち・・・。

社内外のビジネスパートナーたちに支えられて、
何とかかんとか、いただいたお仕事をこなしていけているのだなあと
昨日はしみじみ思いました。

クローバー

ところで私には、
ビジネスパートナーとともに仕事をさせていただくうえで、
ふたつつ心掛けていることがあります。

ひとつは(当たり前のことですが)誠実であること
もうひとつはgive&takeのバランスを大事にすること

このふたつです。

特に後者のほうは、強く意識しています。

具体的に言いますと、
自分が一緒に仕事をしていただきたいと思う相手には、
まず自分が出来うる限りのgiveをさせていただこうと考えます。
できれば単発で終わらせず、いくつも重ねて行うよう努めます。
そしてもし自分がtakeさせていただいたら、
必ずgiveのお返しをさせていただこうと心掛けています。

give&takeとわざわざ口に出して言うと、
ビジネスライクな感じがして冷たい印象を
持たれてしまうかもしれませんが、
でも私はとても大事なことだと思っています。

ビジネスパートナーたちに友情を抱いてはおりますけれど、
相手の友情を期待して、それにすがるようなことはしたくない。
もしそんなことをしたら、自分は相手にとって
良いビジネスパートナーではなくなってしまう。
そんなふうに考えます。

質・量ともに自分の能力を超えてきたかなと感じることが
多くなった昨今、
ビジネスパートナーの存在はますます大事なものに
なってきていることを痛感しています。
だから、いっそう大切にお付き合いしていきたいと思います。