今日は私が指導を仰いでいる損害保険の専門家と
オーナーのオフィスを訪ねました。
2棟の賃貸マンションを所有されておられるそのオーナー様が
加入されている損害保険を見直すことが目的です。
ここで地震保険の話になったのですが、
そのやりとりが非常に興味深いものでした。
今日訪問したオーナー様は地震保険に加入しておられませんでした。
その理由を訊ねると、
①保険料が高い
②地震で損害を受けても保険金は満足に支払われないと聞いている
③実際、大地震が発生したとき、いっせいに保険金を請求されたら
保険会社は支払うことができないのではないか?
④所有するマンションは耐震構造がしっかりしているから、
地震の被害はあまり心配していない
というようなものでした。
この理由には一部誤解も含まれているので、
それについてコンサルタントが詳しく説明してくださいましたが、
私が一番関心を抱いたのは④の理由とその説明です。
一般に地震保険というと、
地震により建物が損壊したときのことをイメージしがちですが、
地震を原因として火災が発生したとき、
その火災は通常の火災保険ではカバーされないということを
知らない方は少なくないようで、
このオーナー様もご存じありませんでした。
そのことをコンサルタントが指摘しましたら、
オーナー様は少し驚いていらっしゃいましたが、
しかし続けて、
「でも所有するマンションはオール電化だから、
地震が発生しても火災の心配はあまりないと思っているんです」
とおっしゃられました。
確かに、オール電化の建物はガスを利用している場合と比較すると
火災のリスクは低いかもしれません。
「でも隣りの建物が火事になって、もらい火をしてしまった場合は
どうでしょうか?」
と訊ねますと、
「もらい火でも保険は適用されないのですか?」
と質問を返されました。
答えはYes。
地震が原因で隣りの建物が火事になり、
その火をもらって所有するマンションが火事になってしまっても、
通常の火災保険ではカバーされないとコンサルタントは回答されました。
このような具合に、地震保険には数々の誤解や
不足している情報があるようです。
オーナー様の元を辞去したあと、
私はさらに地震保険についてコンサルタントからレクチャーを受けました。
そこでも面白い知識を得ることができました。
そのつづきは、また明日お話しさせていただきます。