昨年亡くなった小学校時代の友人のご両親から、その友人の写真集が送られてきました。
ちょうど彼女の誕生日に郵送されたものだと思います。
彼女のバレエの舞台写真を中心に、旅行やヒストリーを綴った写真がたくさんおさめられていました。
彼女は小学生のときにはすでにバレエに打ち込んでいて、大人になってからはバレエの先生という職業に就いていました。
葬儀にはホールにびっしりとバレエスクールの生徒さんたちが参列していました。
私の知っている彼女は、裏表のない、ひょうきんで純粋な女性でしたので、それが変わっていないんだなぁと感じました。
写真集の中には小学四年生のときに友人たち4,5人と観に行った彼女のバレエの発表会の写真も含まれていて、不思議な気持ちになりました。
あのときの顔がみんなの今の顔に繋がっているなぁと。
時間が経った感覚はあまりないんです。
余談ですが、
休日なのに一人だけ名札をしている固い表情の子が。
ええ、わたしです。
最後のページには病床の姿もありました。
本当に若くしてこの世を去ってしまった娘へのご両親の気持ちが溢れた写真集でした。
自分に渇を入れてもらった気がします。