6月16日(日)、鳴子山に登りました。
コース:
一番水―155分→鳴子山―30分→稲星越―20分→白口岳―50分→鉾立峠―30分→佐渡窪―70分→一番水
鳴子山のオオヤマレンゲの花がもうそろそろ咲く頃かな、と思いやって来ました。
一番水の駐車場で、一年前に会った登山者の方と偶然にまた出会いました。行先が違うので、それぞれの山に向けてスタートしました。
くたみ分かれ手前にヤマアジサイが咲いていました。
鳴子山の登りに入ると、見通しのきかない急登が続きます。昨年は、初めてだったのでくじけそうになりましたが、今年は森の中を楽しんで、休みながらゆっくり登りました。
樹林の中を抜け、低木の登山道に出ました。頭上は明るいけれど、傾斜はさらにきつくなった感じです。ミヤマキリシマの株がありますが、花は終わっています。
鳴子山を目指して細い尾根道を通ります。
振り返る景色は、抜群です。
最後の難所の岩。こんな所を登るとき、ちっちゃい私は、足の長い人がうらやましくなります。
鳴子山の山頂です。思ったより、人が来ていないなぁ。みんな逆ルートから登って、オオヤマレンゲのポイントで引き返すのでしょうか。
ここにもミヤマキリシマの株がたくさんです。今年は花付きが良くなかったと聞きます。
白口岳と、背後に三俣山(多分)が見えます。
鳴子山の山頂から5~10分進んだ登山道沿いに、オオヤマレンゲのつぼみがありました。
このあたりの斜面を少し下ると、開花しているオオヤマレンゲが10輪ほど見られました。
「山の貴婦人」と言われるように、清楚で美しい花でした。
オオヤマレンゲを観賞し、白口岳を目指します。
眼下に片ケ池、別名ピカチュウ池が見えます。
岩が多い登山道。
稲星越に着きました。「白口岳・鉾立峠」の方向に進みます。
登山道から見る白口岳です。
白口岳山頂に着きました。多くの登山者が昼ご飯休憩をしていました。私もランチタイムです。
日差しが強いので、昼食を終えたら下山します。
目の前に立中山と大船山が見えます。一面ピンク色だった立中山も茶色になっています。季節の移り変わりは早いものですね。
白口岳から鉾立峠へ、急勾配を下ります。途中、崩落して立入り禁止になっている場所もあります。
鉾立峠に着きました。白口岳を振り返ります。
ミヤマキリシマの時季には多くの人で賑わっていた鉾立峠ですが、誰もおらず静かでした。
さらに下って、佐渡窪に着きました。ここで、出発時に駐車場で会った方とバッタリ再会し、一番水までご一緒しました。
花が咲いている場所も教えていただきました。
シライトソウ、イチヤクソウです。
オオヤマレンゲの開花のタイミングに合い、帰りにかわいい花にも出会い、満足な山行きでした。