3月28日(土)、ピークなしでくじゅうを歩きました。
コース:
一番水―75分→佐渡窪―60分→立中山分岐―40分→ナゾの窪地―75分→佐渡窪―70分→一番水
あちこちの山で、春の草花の開花が囁かれるようになりました。くじゅう一番水にも、野焼きの後に緑が芽吹きはじめたようです。春一番に咲く佐渡窪のマンサクは、もう時期が過ぎたかもしれないけれど、見られたらいいなぁ~、という気持ちで一番水から佐渡窪まで歩くことにしました。
佐渡窪の先に、もうひとつ気になっている場所がありました。以前、佐渡窪のガレ場から大船山を眺めたときのことです。ひと続きの稜線だと思っていた写真○の所は、大船山の手前にある別のピークだと気付きました。そしてそれは、冬の間だけ登山道の樹間から見える山と同一ではないかと思ったのです。
地図を見ると1,501m地点にピークがあり、そこだと見当をつけました。大船山の南西尾根ルートからそう離れていないことも判りました。散歩気分で無理をせず、1501ピークも目指してみよう、危なそうだったら引き返そう、そんな気持ちでスタートしました。
登山口から25分の「くたみ分かれ」には、コブシの花が咲いていました。
今にも咲きそうなハルトラノオもありました。
観音様、今日もよろしくお願いします。
佐渡窪に着きました。
いつも会うミズナラに挨拶をします。
新芽がふくらんできましたね。
次にオニイタヤの大樹に挨拶を。枝越しに見る白口岳は、相変わらずハンサムです。
マンサクを訪ねます。1年半前の大雨で倒れてしまった木です。
木の大部分は枯れていますが、根元から伸びている若い枝は、今年も花を咲かせていました。花に間に合って嬉しかったです。自然の中にあるものは壊れやすい、でも生命は逞しい、この木を見ているとそう思います。
たくさん花をつけたアセビの木。
佐渡窪の上の森に入ります。ここが目印の岩ゲートです。
ミニ窪から見る大船山は、麗しい姿です。
立中山分岐の標識を右に曲がります。文字が薄くなってきましたね。
平たい表札のような岩の所から、大船山の南西尾根ルートに入ります。
急坂を木の根につかまりながら登ること30分、大岩の所から傾斜が緩やかになりました。
登山道から逸れて、登山アプリの地図を頼りに1505ピークを目指してさまようこと 30分、木の枝が行く手を阻み、先に進むのが怖くなって、目的地にたどり着くことなく引き返しました。しかし、その途上で、素晴らしい景色に出合ったのです。
木の枝をかき分けて進んでいると、突然、広い窪地に出ました。え、森の中にこんな場所が!?とビックリしました。大船山が鎮座し、私が佐渡窪から見ていた気になる山が、目の前に見えました。青○で印を付けた山は1501ピークではなかったのだ、とこの時に知るのです(1501ピークは、今いる場所のすぐ近くにあるはずですから)。
後ろを振り返ると、くじゅう連山が見えます。なんと景色のよい場所なのでしょう。1501ピークにはたどり着けなかったけれど、この窪地に出逢えただけで、もう大満足です。ここで昼ご飯を食べ、オカリナを吹いて、往路を戻ります。
この岩の所で、南西尾根に合流しました。
激下りですが、登りの時には視界に入らなかった鉢窪が見えました。先日の雨で池塘ができていました。写真ではわかりにくいですね。
佐渡窪上の森には、バイケイソウの新芽がたくさんです。腰丈ほどに伸びてくるのも、もうすぐでしょう。
大船山を振り返り、また森の中を歩きます。
鍋割坂まで戻ってきました。苔むした岩が好きです。
くたみ分かれの四千本桜をチェックします。まだ蕾ですね。
竹田市中心部のソメイヨシノは、もう八分咲きくらいでした。立派なカメラを抱えて下から歩いてきた方から「四千本桜はどこですか?」と問われ、「まさにここですよ」と答えると、「え~!」と咲いていないことにショックを受けている様子でした。
牧草地の脇に白い花、コブシ?タムシバ?どちらかです。
牧草地から鳴子山を眺めます。
一番水には、かわいい花が咲き始めていました。
スプリングエフェメラルのアマナ(左)、野焼き後の黒い大地から最初に花をつけるキスミレ(右)。
タチツボスミレ(左)、ツクシショウジョウバカマ(右)。
ハナネコノメソウ。
駐車場に帰り着きました。往きよりも車が少しだけ増えていました。
これから花咲く賑やかな季節がやってきます。山歩きが一層楽しくなりそうです。この日、偶然出逢うことのできたナゾの窪地に、ミヤマキリシマの咲く頃、また行ってみたいと思っています。
ありがとうございました。





























