6月10日(月)三俣山に登りました。

 

コース:

大曲―40分→諏峨守峠―20分→西峰―30分→本峰―5分→Ⅳ峰―55分→諏峨守峠―40分→大曲

 

「今年の三俣のミヤマキリシマはすごい」との情報が、いろんな方面から入ってきます。見頃ギリギリと思われる土日が雨で山行きを見送っていましたが、月曜日、朝の用事を済ませて空き時間ができました。「これから三俣に行けるかな。歩けるところまで行って、無理なら引き返そうかな。」と思い、バタバタと用意をして出かけました。

 長者原を過ぎて大曲の駐車場に向かうと、駐車場手前から路上駐車の車が目立つようになりました。平日だけど多くの人が訪れているんだなぁ。

 大曲駐車場には、12時過ぎに着きました。早出の登山者が出たあと、2台だけ駐車スペースが空いていました。私が停めた後、すぐにまた1台入ってきて、「これから登るんですか~!?」とお互い苦笑いしながら挨拶を交わしました。

 

  大曲登山口スタートです。

 

 鉱山道路を上ると三俣山の斜面が見えてきます。

 

 岩の登山道沿いにミヤマキリシマが咲いています。

 

 諏峨守小屋跡につきました。

 

 北千里ヶ浜と大船山を見ながら、遅い昼食をとります。出会う人は、下ってくる登山者ばかり。ミヤマキリシマのビューポイントを教えていただきます。

 

 諏峨守越から登っていると、突然景色が変わって「わ!」と叫んでしまいました。見事な斜面のピンクです。

 

 まずは三俣山西峰に登ります。広い山頂で、眺望も抜群です。

 

 

 西峰から本峰・Ⅳ峰方面に向かいます。山の斜面全体にミヤマキリシマが咲いています。

 

 すれ違う方々と、挨拶代わりに「綺麗ですね~」と自然に言葉が出てきます。感動を分かち合いたくて、兵庫県から弾丸フェリーで来られたという女性と、つい話し込んでしまいました。


 

 分岐で本峰に向かいます。

 

 三俣山本峰到着です。

 

 本峰の眺めもよく、窪地の「大鍋」がのぞきこめます。

 大鍋と北峰です。今回、北峰には行きません。

 

 大鍋の向こうにピンク色の平治岳が見えます。あちらも満開で賑わっていることでしょう。

 

 景色を楽しんでⅣ峰に向かいます。

 

 5分でⅣ峰です。

 

 広々と見渡せます。

 

 

 

 南峰斜面と大船山です。今回、南峰には登りません。


 

歩いてきた道と硫黄山です。

 

 名残惜しいけれど下山します。往路を戻ります。

 

 行きに一度通った道だけど、帰りもミヤマキリシマに見とれて、つい写真をたくさん撮ってしまいます。

 

 

 

 

 今年のミヤマキリシマ、これで見納めですね‥。

 

 諏峨守越が近くなりました。北千里ヶ浜の風景ともお別れです。

 

 諏峨守越からガレ場を下り、三俣山を振り返ります。

 

 下りは、人も少なく静かでした。「夕駆け」をする、と登っていく二組の登山者とすれ違いました。天気が良いのでよい写真が撮れることでしょう。

 美しい景色を見せてくれたくじゅうの自然に感謝の一日でした。