4月28日(日)、大船山に登りました。

 

コース:

今水―40分→ガラン台分岐―30分→前セリ分岐―5分→東尾根取付―140分→大船山―70分→鳥居窪―10分→池窪分岐―40分→柳ヶ水分岐―15分→ガラン台―45分→今水

 

 4月下旬は雨の日が多く、やっと晴れ予報が出たので、新緑のくじゅうを歩きたいと思いました。ゴールデンウィークに入ったので、くじゅうの人気ルートは駐車場満杯が予測されます。それでは、人の少ないルートを歩こう、ということで、今水登山口にやって来ました。東尾根ルートを通って大船山に登り、南に下って、鳥居窪、ガラン台を経て今水に戻る予定です。

 

 朝8時、今水登山口に着きました。空いているだろうとは思っていましたが、車は1台も停まっておらず、一番乗りとなりました。ガラン台入口の近くに車を停めて登ってくる人が1人いました。青空が見えて気持ちの良いスタートです。

 

 

 森の中は、小さくかわいい花が沢山。チゴユリとユキザサです。

 

 ガラン台分岐です。

 

 

 ヤブレガサが茂る森、新緑がきれいです。

 

 左はマルバコンロンソウ? 右はマルバスミレ?

 

 前セリ分岐です。

 

 この標識が見えたら‥、

 

 風穴・黒岳の登山道を逸れて、左に登る道に進みます。

 

 なかなかの傾斜です。

 

 シャクナゲの時季ですね。

 

 黒岳の高塚と天狗が見えます。

 

 滑らないように‥。

 

 下方にピンクテープがありますが、鳥居窪への道でしょうね。非正規ルートには標識がなくテープのみなので、迷い込まないようにしなければ‥。

 

 ムシカリは高い位置に咲いているので、散った花を撮りました。ワチガイソウは、小さくけなげに咲いています。

 

 ムシカリの向こうに高塚が見えます。高度が高くなりました。

 

 イワカガミは蕾が多いです。右のトンボのような葉は何だろう?

 

 オブジェのような枝振り。

 

 ハートが挟まっているような岩。自然の造形は面白いですね。

 

 このルート一番の急登です。ロープがあっても足の置き場がなく、登りにくいです。

 

 見えてきたのが大船山かな。

 

 もうすぐと思っていたけど、まだあります。平地に出ましたねぇ。

 

 ミヤマキリシマの株がたくさんです。花が咲く時季には休憩によさそうです。

 

 左手に御池が見えてきました。今度こそもうすぐ。

 

 廃墟になった避難小屋跡に出ました。

 

 大船山山頂に到着!東尾根の取り付き部から2時間半、長かったなぁ。山頂は静かで、憩っている人が一人、段原から登ってきた人が二人のみです。

 

 山頂はガスの中です。時折ベールの向こうに風景が見えます。これは北大船山の方向です。

 

 久住連山の方向もガスがかかっています。山頂で昼ご飯を食べながら、景色が見えるのを待ちましたが、そろそろ下山準備にかかります。

 

 南方面に下る時に見た御池です。幻想的です。

 

 山頂を振り返ると、人が立っていますが、ガスの中ですね。ここ一帯はミヤマキリシマの群落です。あと1ヶ月もするとピンク色になることでしょう。

 

 下山途中の岩の上に、お地蔵様が祀られています。ありがたい気持ちになります。

 

 スミレは種類が多くて、何スミレかわかりません。ヤブレガサの上に花が落ちてシールを貼っているよう。

 

 鳥居窪からは大船山が見えるはずなのですが、ガスがかかっています。

 

 入山公御霊廟下の池窪への分岐に出ました。

 

 岳麓寺登山道の方向に進みます。

 

 山頂では固いつぼみだったミヤマキリシマも、標高が低くなると、ポツポツ咲いていました。

 

 クサボケは、なぜかミヤマキリシマの株元で咲いているものが多かったです。ヒトリシズカは、これから見頃を迎えそうです。

 

 ここは柳ヶ水分岐の四叉路です。頭よりも背の高い標識、よく目立ちます。

 

 コンクリート舗装路のガラン台をひたすら下ります。コンクリートだから通りやすいのではないかと思っていたらそうでもなく、苔が生えて湿っているところは滑りそうで、慎重に下りました。

 

 一つ目のゲートです。鍵がかかっているので、横をすり抜けます。

 

 二つ目のゲートです。横に鉄柵があるので、よじ登って通ります。短足なので苦労します。

 

 コンクリート道を下ること40分、駐車場までの車道を上ること10分で、今水登山口まで戻りました。停まっているのは、やっぱり私の車一台だけでした。ガラン台登り口の道路沿いには、ポツンポツンと二台ほど車が停めてありました。この日に今水から登ったのは、私を含めて3組なのでしょうね。ゴールデンウィークなのに、静かな山歩きでした。同じ日に、牧ノ戸峠から登った人は、朝6時の時点で駐車場が満杯だったそうです。