4月10日(水)、星生山に登りました。今回は、星生山から北千里ヶ浜を歩くことを楽しみにしています。

 

メンバー: 2人( kun  otu )

コース:

牧ノ戸峠―110分→星生山分岐―25分→星生山―50分→久住分れ―70分→諏峨守越―60分→大曲

 

 平日に空き時間ができ、くじゅうに出かけました。牧ノ戸から星生山に登って大曲に下山します。kunちゃんと車二台で行き、牧ノ戸と大曲にそれぞれの車を置いて、送迎し合います。

 牧ノ戸登山口、大曲登山口の駐車場は、土日祝は車で一杯になるのですが、平日なので余裕がありました。ミヤマキリシマや紅葉のシーズンになると、平日でもこの二つの登山口は、駐車が困難になります。

 

 大曲で待ち合わせをして、すでに来ていたkunちゃんの車を大曲に停め、私の車で牧ノ戸登山口へ移動します。

 牧ノ戸から登り始めて10分の展望所、良い天気で遠くまで見えます。由布岳の猫耳もくっきりです。

 

 さらに登ると、今度は阿蘇山の寝観音がくっきり。

 

 気温は4℃、日陰には氷が残っています。

 

 沓掛山を越えて、アセビが続く道、花が沢山ついています。

 

 やっと見つけたショウジョウバカマ、写真に撮れた花は、この一輪だけでした。

 

 牧ノ戸から歩くこと1時間半、扇ヶ鼻分岐が見えました。登山者が休んでいます。

 

 扇ヶ鼻分岐から約10分で星生山分岐。ここから急登の始まりです。

 

 2~3日前に雨が降ったので、湿地帯に水が溜まっています。好きな風景です。

 

 高度が上がると、久住山がだんだんとせり上がってきます。

 

 

 急登だから短時間で高所にきました。

 

 笹原に出ると平坦になりました。山頂はすぐそこです。

 

 星生山の山頂に着きました。おちゃらけポーズ。

 

 山頂から見る三俣山です。大迫力!猫耳も‥。

 昼ご飯を食べて、久住避難小屋方面に下ります。

 

 岩場の下りが続きます。慎重に‥。

 

 岩の稜線の所どころに砂地があります。正面に久住山、その向こうに見えるのは、祖母傾かな。

 

 三俣山の裾野に見える平坦な場所が、このあと通る北千里ヶ浜かな。かなり遠いなぁ。

 

 星生山縦走路の名物「星生の窓」、今回は、離れたところから眺めます。

 

 星生崎につきました。眺めのよい場所です。

 

 振り返って‥、あんな所を通ってきたんですね。

 

 これから、久住山避難小屋方面に下ります。眼下に建屋が二つ見えます。

 

 下りきったところで、分岐があります。久住分れです。北千里ヶ浜の方向に下ります。北千里ヶ浜は、30数年前に通ったはずなのですが、記憶に残っていません(私にはよくあることです)ので、今回この道を歩きたかったのです。

 

 岩だらけですが、迷わないように道筋に黄色いペイントがしてあります。

 

 標識も各所に設置されています。激下りが続きます。

 

 すごい岩‥。崩れてきませんように。

 

 やっと平地が見えてました。ここが北千里ヶ浜です。

 

 平らな砂地を歩きます。岩の連なる風景を見て「西部劇みたいだね。『明日に向かって撃て』のロバート・レッドフォードが馬に乗って出てくるといいな。」とkunちゃん。この話が分る人が、何人いるだろうか。

 

 水が流れて川になっています。手を浸してみるkunちゃん。

 

 北千里ヶ浜、いつも見る久住とは違った荒涼とした世界‥。楽しい!

 三俣山の方向に歩きます。山が三段に連なっています。

 

 平坦な道も終わり、ここから登りです。岩に大きな文字が書いています。左写真の標識後ろの岩を裏側から見ると、右のように「北千里」と書いています。kunちゃんがちょこんと顔を出しています。

 

 諏峨守小屋跡が見えてきました。ここで昔、映画の撮影がされたことがあります。平治号(ガイド犬)が出てくる映画で、小屋の管理人役は菅原文太さんでした。このことを憶えている人は、何人いるだろうか。

 

 諏峨守小屋跡は、休憩所になっています。鐘を鳴らして、コーヒーを飲みながら休憩します。

 

 小屋跡から見える大船山。

 

 こちらは、三俣山への取付き口です。

 

 では、大曲登山口を目指して下山します。長者原温泉郷の湯煙が、遠くに見えます。

 

 落石危険場所という看板があり、足早に通り過ぎます。

 

 舗装路から大曲方面に左折して下ります。ずるずる滑る道が待っていました。

 

 大曲登山口に帰着しました。近くに停めたkunちゃんの車に乗せてもらって、牧ノ戸峠まで移動しました。

 

 歩いてみたかった北千里が浜、車二台で来て実現しました。アップダウンが多くて難儀はしましたが、それを忘れるくらい楽しい山でした。ありがとうございました。