9月17日(日)、立中山に登りました。今回は、コロコロ隊で予定が合わなかったので、独りで登りました。
コース:
一番水―25分→くたみ分かれ―45分→鍋割峠―10分→佐渡窪―70分→大船山分岐―10分→鉢窪―10分→大船山分岐―45分→立中山頂―20分→鉾立峠―30分→佐渡窪―10分→鍋割峠―40分→くたみ分かれ―25分→一番水
今回の目的地は、立中山というよりも「鉢窪」です。昨年、大船山に登った時、坊がつるの南に湿地帯らしき場所が見え、気になっていました。帰って地図で見ると鉢窪という所だと分かりました。登山アプリにのっている他の登山者の記録を見て「行けるんじゃないかな~」という気になり、チャレンジしました。
朝の一番水駐車場は5台目です。空いています。
コンクリート舗装の道を進みます。正面の鳴子山には、ガスがかかっています。萩の花が咲き始め、早くも秋の気配です。
くたみ分かれの先から山道に入ります。
お地蔵様に手を合わせながら登ると、鍋割峠はすぐそこです。
鍋割峠からは下り道です。
下りきると佐渡窪です。
ここから右方向に入り、私にとって初めての道に進みます。
色付きはじめたナナカマド、秋の始まりですね。
土砂の堆積した道を山の方向に向かって歩いて行きます。動物の足跡が沢山あります。
山道に入り、傾斜が急になります。
木の根を踏むような感じで登ります。目印がないので、何度も道から外れそうになりながら、その都度、登山アプリを見て軌道修正します。
ケルンを見ると、人の通った跡だとホッとします。
この先でソロ登山の男性と出会い、後をつけさせていただきます。
樹間の暗い道を抜けると緑眩しい草地が。
そして目の前に大船山! 見とれてしばし立ち止まります。
また森の中に入ります。不思議な形の岩か沢山あります。
大船山南西尾根と立中山の分岐に出ました。私は、この付近に鉢窪があるものと思い込んでいたのですが、先行の男性に、鉢窪は直進して左に曲がったところだと教えていただきました。何度も復唱している私がよほど頼りなかったのでしょう、男性は大船山に登る予定なのに、鉢窪まで案内して下さいました。
分岐から10分で鉢窪に着きました。ススキの穂が風に揺れています。ドーンと大船山が見えます。紅葉の時期は美しいでしょうね。
鉢窪まで案内していただけたことが、今回の登山で一番の幸運でした。この男性は、また大船山へのルートへと戻って行かれました。
広いススキの窪地です。遠くに見えるのは三俣山かな。
池塘もあります。
四季折々に楽しめそうで、また来たい場所になりました。
分岐まで戻り、次の立中山を目指します。
道筋はテープが付いていて分かりやすいですが、行く手を阻む木の枝や丈の高い草があり、藪漕ぎ状態で登ります。
展望が開けると頂上はすぐそこです。
立中山の山頂に着きました。山頂碑の向こうに大船山と北大船山が見えます。
季節外れのミヤマキリシマも‥。
山頂で昼食をとり、来た道と反対の鉾立峠の方向に下ります。
鉾立峠は、三連休中とあって人が多いです。
佐渡窪に向かって下ります。
リンドウの花。ここでも秋を見つけました。
佐渡窪に到着しました。ここからは往路を戻ります。
一番水の駐車場が見えてきました。朝よりも車が増えていますが、まだ余裕がありそうです。10月半ばの紅葉シーズンは、車でいっぱいになることでしょう。
独りで不安だったときに、他の登山者の方の親切に触れ、心温まる山行きでした。