5月12日(金)、経塚山に行きました。車を停めた場所からわずか10分で山頂に着くので、「登った」とは言い難いですね。

 ここ最近、日程の都合で、コロコロ隊に参加できないでいます。友と一緒ではないけれど、山の気分だけでも味わいたいなと思い、連れ合いとやって来ました。登山が苦手な連れ合いも、登り10分の経塚山なら大丈夫です。

 経塚山は、鹿鳴越連山の七ツ石山と稜線続きですが、山頂に近いところまで車で来ることができます。下の写真の柵が続く先が七ツ石山への登山道です。柵の手前に、5~6台の駐車スペースと車一台がやっと通れる車道があります。

 

 車を停めた場所の近くで、草刈りをしている男性に出会いました。鹿鳴越連山の環境整備に携わっている『ひじ町ツーリズム協会』の方だそうです。従来の舗装した登山道に進もうとしたら、「新しく登山道を作ったので、是非そちらを通って下さい」と勧められました。この草刈りをされていた方、連れ合いの会社員時代の知り合いだったようです。世の中狭いですね。

 勧められた方向に、『経塚テラス』という標識があります。

 

 その後方に、経塚山の方向を示す矢印があります。一昨年に来たときはありませんでした。新しい登山道です。

 

 ツーリズム協会の方々が笹を刈って、別府湾を眺めながら歩ける道を作ったそうです。出来たてホヤホヤの登山道です。

 

 こんな大きな岩を見ると、七ツ石山とつながっているんだな、と思います。

 

 本当に、別府湾の眺めがよい道です!

 

 従来の登山道との合流点に出ました。

 

 この登山図も、新しく立てられたもののようです。

 

 日当たりのよい道を歩くと‥。

 

 山頂への標識と、鹿鳴越連山のシンボルである鹿さんの赤リボンがありました。

 

 樹間をくぐると‥。

 

 あっという間に山頂です。たくさんの人が、ミヤマキリシマを見に来ていました。

 この辺りは、蕾が多いですが‥。

 

 全体的には、ほぼ満開状態です。

 

 610mという(低い)高度でミヤマキリシマの群生が見られるのは珍しい、という説明看板があります。

 

 満開の株、咲き終わった株、蕾の株が混在しています。

 

 

 

 中には、虫にやられて、枝が白くなっている株もあります。

 

 由布岳が見えます。

 

 別府湾も見えます。眺めのよい山です。

 

 パワーストーンがありました。七ツ石山にもあったなぁ。やっぱりひと続きの山なのですね。

 

 短い山歩きでしたが、風景を眺め、ミヤマキリシマも見ることができ、満足でした。