4月4日(火)、国東半島の千燈岳に登りました。
メンバー: 2人( kun otu )
コース:
登山口―85分→林道分岐―60分→千燈岳山頂―50分→林道分岐―35分→登山口
注)所要時間はコロコロ隊独自のものです。
国東市国見町の千燈岳登山口、スタートです。
前方右方向の道は、コンクリートで舗装された林道で、山頂からこちらに下りてくる予定です。
この標識のところから登ります。
整備されたきれいな登山道。椿の花がまだ咲いています。
丸太の階段は岩へと変わり、この先を進むと、kunちゃんの会いたかった方がいます。
見えました。「ゴームリーさん」です。国東の海や山に向かってじっと立っています。
「ゴームリーさん」と呼ばれて親しまれていまるこの像は、2014年の「国東半島芸術祭」で設置された『ANOTHER TIME XX(もうひとつの時間)』という作品です。世界的に活躍する彫刻家、アントニー・ゴームリー(イギリス 1950年~)氏の等身大の像だそうです。
ゴームリーさんの近くに、白い花が沢山咲いていました。
五辻(いつつじ)不動尊に向かいます。ゴームリーさんは写真中央にいます。ここで別れを告げます。
岩を背にして五辻不動尊があります。5つの道が合わさった所にあるので、この名前がついたそうです。
お堂に入り参拝をした後、景色を眺めます。周防灘が見えます。
五辻不動尊から少し歩くと、足元に不動山の標識がありました。「山はどこ?」、頭上を見ると、大きな岩がありました。五辻不動尊は、不動山の岩の中に建っていたのですね。
一旦下って先を進みます。木立の向こうに千燈岳が見えてきました。
しばらく行くと分岐の標識があります。千燈岳の方向に進みます。
コンクリート舗装の林道に出ました。林道を横切り、杭のある登山道を進みます。
登山道の陽の当たる場所に、小さなリンドウが咲いています。
千燈岳も近くに見えるようになりました。
ここからが急登の始まりです。ロープにつかまりながら登ります。
時には、岩場をよじ登ります。
登りに集中して無言になりますが、見上げる新緑には心が和みます。
平坦になり、山頂が近い予感がします。
山頂に着きました。山桜の花が、まだ残っています。
広い山頂には、テーブルとベンチが置かれ、くつろげそうです。ここに座ってお昼ご飯にします。心地よい風が吹いてきます。
山頂からの景色は、海が見え山が見え池が見え、素晴らしいです。
山桜は葉桜になりつつありますが、その色合いも素敵です。
昼食とくつろぎタイムを終えて、千燈岳山頂を後にします。 50分ほど往路を急降下し、コンクリート舗装の林道と合流します。この後は、林道を下っていきます。舗装のなだらかな道で油断していたら、道路端でマムシに遭遇しました。踏まなくて良かった、危ない危ない。
登山口に戻ってきました。三角に尖った千燈岳と、建造物のような不動山がよく見えました。
駐車場横の丘の上に「不動茶屋」という建物があるので寄ってみました。出入り自由の無人の休憩所でした。国東半島芸術祭のことや、ゴームリーさんのことなどが壁に絵入りで解説されていました。630㎏鉄製のゴームリーさんが、山の上に設置されるまでのご苦労話は、興味深かったです。
30数年振り、再びkunちゃんと一緒に来た国東の山でした。岩の形や登山道の景色は、くじゅうとはまた違った面白さがありました。何度でも訪れたい場所ですが、車での移動距離が長いなぁ。kunちゃん、運転お疲れさまでした。