2月9日(木)、大分市にある霊山(りょうぜん)に登りました。トレーニングも兼ねて、一人で行ってきました。
コース:
内稙田登山口―50分→412m地点―30分→第二展望台―10分→霊山―10分→第二展望台―25分→412m地点―40分→内稙田登山口
前回は霊山寺から登ったので、今回は西側の内稙田登山口から霊山山頂を目指しました。
内稙田登山口は大分市稙田地区の商業地域から近く、車も10台くらいは停められそうです。既に4台の車が停まっていました。
駐車場の端に標識があります。階段を登ってスタートです。
コンクリート舗装の上に落ち葉が積もった道を緩やかに登ります。
低山あるあるで、幅の広い脇道が多いのですが、迷わないように山頂を示す標識があります。この先、随所で見かけました。
舗装路を10分歩いて山道に入ると、それなりの登りになります。
さらに10分くらい行ったところで、塚野登山口との合流点があります。ここには「万灯籠場」という標識と、古い石の道標があります。かつて、豊後大野へと向かう交通の要衝だったそうです。
登山者を見おろす場所に、二体の不動明王像がおられます。
杉や檜の植林の中を登ります。
明るく光が差し込む場所もありますが、眺望はききません。
「山頂⇒」、これがなければ脇道に迷い込むなぁ。ありがたいです。
コウヤボウキの冠毛がキラキラ。
幹が曲がった木を多く見かけました。過酷な環境下で育ったのかな。
最初のピーク、412m地点。眺望はききません。
木の根が露出した登山道をさらに登ります。
頂上まで900m。
第二展望台はまだかと思っていると、やっと着きました。ベンチで憩っている人がいます。
第二展望台は、霊山山域随一の眺めの良い場所で、大分市全体と別府市が見渡せます。こちらは大分市です。
別府の山々は少し霞んでいます。
第二展望台を後にして、地図上の山頂を通過。眺望はききません。
2分ほどで第一展望台に到着。南側が少し見えます。
別府方面は木で遮られていますが、先程は見えなかった高崎山がポコッと見えます。
第一展望台から2~3分、陽の降り注ぐ緩やかな道を登ったら、その先が山頂です。
霊山山頂に到着しました。ここからは、南の方向の景色が見えます。久住山系は、この日は霞んでぼんやりとしか見えませんでした。山頂は人が多いので、第二展望台まで戻って昼食をとることにします。
誰もいない第二展望台で昼ご飯を食べていると、一人の(同年代と思われる)女性がやって来ました。お互い一人登山ということもあり、登山を始めたきっかけや登って感動した山など、山の話をしました。この女性は、「霊山に登る会」に入っておられるそうで、毎月メンバーといろいろな登山口から霊山に登っているそうです。登山道が沢山あることを改めて知りました。内稙田登山口は、水曜日は山岳会がトレーニングで登るため駐車場が一杯になるよ、と教えて下さいました。霊山登山に実に詳しい方でした。
昼食を終えて、第二展望台で女性と別れ、往路を戻りました。