5月3日(火)、ゴールデンウィークの喧噪を避けて、大分県南部にある彦岳に登りました。彦岳は佐伯市と津久見市の間にある山で、こんもりと盛り上がった形をしているため、海からの目印となっていたそうです。
メンバー: 5人( kun you huu miu otu )
コース:
狩生登山口―20分→林道入口―65分→彦岳登山道入口―30分→彦岳山頂
彦岳山頂―25分→彦岳登山道入口―40分→林道入口―15分→狩生登山口
注)所要時間は、コロコロ隊のんびりタイムです。
彦岳の登山口は、津久見市に3か所、佐伯市に2か所あります。私以外は皆、津久見市から登った経験があります。私は初めましての彦岳です。津久見市から登った時、登山道が荒れていたとのことで、今回は登山道が整備されている佐伯市狩生からスタートしました。
狩生の登山口へは、国道217号線を津久見から佐伯市街地方面に進み、JR狩生駅を過ぎてすぐに右折、集落の中の道を2㎞ほど進むと着きます。そこは「彦ノ杜山村広場」という場所で、車が10台以上停められそうな広い駐車場があります。水洗トイレもあります。10時に到着しましたが、停まっているのはコロコロ隊の車二台だけでした。
駐車場の向かい側に王子神社があります。
舗装された林道を進みます。近くに湧き水が出ている場所がありました。
「狩生鍾乳洞」入口とあります。少し興味がありますが、寄らずに進みます。
20分ほど行くと案内板があり、ここから山道に入っていきます。
岩の多い急な登りです。
所々ロープが張られています。
木の階段が整備されている箇所があります。
小手洗(こだらい)の滝に向かう看板がありましたが、ロープを張っていて立入り禁止でした。
渓流に出ました。しばらく渓流沿いの道を進みます。
まだ新しい立派な手すりが設置されています。
滝が見えます。
大手洗(おおだらい)の滝の看板がありますが、先ほど見た滝とは違うようです。この辺りには、20近い小滝が点在しているそうです。
樹間の道から日の当たる場所に出ました。やはり急登です。
頭上に車が見えます。
登り着くと、「詠彦嶽」という漢詩の石碑があります。海も見えます。
ここは車道との合流地点でした。ここまで車で来られるんですね。でも、駐車スペースは2~3台です。
「彦岳登山道入口」の門をくぐって、再び山道を登ります。
草丈の低いツツジが咲いていました。オレンジ色がかわいいね。
山頂まで、100メートル毎に看板が立てられています。あと800m。
山頂まで700m、あと21分。
佐伯市上浦町にある浅海井(あざむい)登山道との合流点を通過します。
「頂上到着」の看板がみえました。その先には、彦岳権現の祠があります。
彦岳山頂、着きました!
山頂のどこからでも海が見えます。佐伯湾の入り組んだ海岸線が美しい!
湾の真ん中に見えるのは大入島です。
気持ちのよい景色を見ながら、お昼ご飯を食べたり写真を撮ったりして、1時間半もの時間を過ごしました。登ってくる人も少なく、山頂広場はコロコロ隊の貸し切り状態でした。
海の景色を目に焼き付けて、来た道を戻りました。
駐車場近くの林道脇に、著莪の花が咲いていました。
登山口駐車場から国道に出る道筋、田舎道なのに(失礼!)オシャレな雑貨屋さんや手作りパン屋さんがありました。