大阪についてからの続きです。
酔ったせいで胃の調子が良くなく、少しふらふらしながら移動し続けます。
『初めての電車・初めての駅』
大阪モノレールで蛍池まで行き、初めて阪急に乗りました!
独特のブラインド。ゆっくりとした加速。そしてあちこちで飛び交っている関西弁。何もかもが新鮮です。
大阪駅では逸般人Pと合流し、新快速で京都駅へと向かいます。
日本縦断の帰りに乗ったとき以来、2回目の新快速乗車。速いですね!どんどん駅を通過していきます!
京都駅大きいですね!
高校の修学旅行でちらっと寄ったことはあるのですが改札の中に入ったことは無かったので、その広さに圧倒されました。
関西は乗り継ぎで立ち寄ったため、長く滞在できないので近くのマックへ。
店内では寺尾ワールドが展開され、京都Pはそれにやられまくり。逸PはアイマスSPに逃げて、必死に耐えていましたw
短い時間でしたが、京都P・逸般人P、楽しい時間をありがとうございました。
『初めてのプロペラ機』
ギリギリで伊丹空港に到着しました。
マックで時計を確認していないどころか「もう1本後の新快速で行こう」なんて話をしていたので、その通りにしていたら間に合わなかったかも……。
さて、次の搭乗は伊丹→出雲。機材はSAAB340Bです!
寺尾Pのリクエストで、SAAB搭乗が決まりました。私も初めてのプロペラ機搭乗で、わくわくしてきました。
機内へは内臓のタラップで搭乗します。狭く段差が大きい階段でした。
そして機内はとても狭く、ちょっと屈まないと機内を移動できない程でした。
オーバーヘッドストウェッジは無いため、荷物を足元に全て収納します。
とりあえず、来るときにあのような状態でしたから離陸時にも揺れるだろうと思い、CAさんに頼んで酔い止めを頂きました。
小型機ですから乱気流ではすっごく揺れるんでしょうね……。
不安の中、後方で貨物室のドアが閉まる音がして、すぐにキャビンのドアも閉められ出発準備が整いました。
すぐにエンジンが始動しました。
ジェット機には無い、すごい音と振動です。
この機材には、「アクティブ騒音制御装置」が備わっているため抑えられているのですが、やはり大きい音ですね。でも嫌いな音ではありませんw
「出雲空港までの飛行に際しまして、途中強く揺れる事が予想されております」
との機内アナウンス。
そりゃ小型機だもんねー。あまり高いところ飛ばないもんねー。
手汗が酷くなってきました。寺尾Pの手を触ってみたら同じくしっとりとしていましたw
滑走路は小型機用の32R。ローリングテイクオフです。
じわりじわりとエンジン音が上がって行きます。
今まで体感したことの無い、鋭い加速をしていきます。体がシートにかなり押し付けられます。
そしてあっという間に離陸。ぐんぐん上昇していきます。
そして予想された揺れ……。
あれ?確かに揺れますし、大きく旋回しているため機体がかなり傾いたりしますが、予想以上に揺れません。
それに上下に揺れることは少なく、左右にくいっくいっという感じで揺れます。
ふわふわ感が無いため、まったく胃に来ません。これはいい!
何度か大きく旋回をして、雲の中でも大きく揺れず、SAAB340Bはどんどん高度を上げていきます。
(つづく)