
最近、批評が真っ二つに分かれるのも珍しくないことのように思われますが、この本もそのひとつ。
私は面白かったなあ。
確かに長いけど、雰囲気を作り上げることに成功してると思うし、「登場人物が混乱する」という感想も見ましたけど、そこまでではなかったし、1人1人個性が出てるように感じました。
愛すべき家政婦のハンナや、イヤな感じのゴシップライター、フェリス・モンティやデイヴ・ハーディなど人柄豊かなキャラクターだと思います。じっくり読みたいときにお奨めのミステリーですね。
主人公のオーレンと鳥類学者のイザベルがなかなか会話を交わさないのも、じれったくて面白かった
女性陣が誰もネチネチしてなくて良かったです。男性陣はちょこっとネチネチしてたかな?
スワンのキャラも良かったです。ああ、州捜査官のサリーも秀逸でした、ヤな感じ満々
ふたりは森に行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。
私はこの町の風景を頭に描きながら本が読めたので、ストーリーに浸れました。
キャラクター1人1人の過去が明らかになって、それぞれの事情が、ある少年を行方不明にした。
終わりも淋しいけど、きれいにまとまってました。
先を焦らず、ゆっくりじっくり楽しむミステリーだと思います