いよいよ12月。今年も速かったなーと思いつつ、いろいろとペースを上げねばいけません
そんな中、20数年ぶりという再開の機会に恵まれました。
クリニークの新製品発表会のExclusive Eventでした。
発表されたのは来年1月発売の「スマート リペア アップ クリーム」。
製品の詳細は追ってご紹介しますね。
この日はコロナ禍以来のスペシャルイベントで、グローバル製品開発担当者ジャネット パルドさんや、クリニークの顧問皮膚科医であるデビット オラントラック博士らが来日。
D.オラントラック博士は、クリニークの創設に関わったノーマン オラントラック博士のご子息で、以前来日されたときにインタビューさせていただいたことがありました。
また東京でお目にかかれる機会は貴重。楽しみに伺いました。
左 デビッド オラントラック博士 右 わたくし
有難いことに覚えていると言っていただきました。
25年、ひょっとしたら30年くらい前で、皮膚科領域では一気に研究が進んだ時代でした。
インタビューの中で、解明が進んでいる皮膚の構造についていくつか質問をする私に
「でも、皮膚の構造自体は変わってないんだよ。何万年も前から」とも話してくれました。
それは、まず表面から皮膚を診る皮膚科医ならではの言葉でハッとさせられました。
皮膚深部はこうなっていて、だからこれを届けて、、、という最新研究を聞かない年は無いけれど、
博士のおっしゃるように、皮膚の表面には角層というバリアがあるのです。
厚い城壁のように、皮膚の内側への侵入を阻む角層が。
そんな、大切な基本を博士には教えていただきとレチノイン酸とレチノイン酸
で、長年を経て再開したオラントラック博士。
肌が、信じられないくらいにキレイだったのです。
きめ細かくて、シミはおろか色ムラもなく、内側からふっくら弾力がありそうな、毛穴も見えない美肌!
ほぼ30年ぶりの時を全く感じられなくて、驚きましたと伝えたら
「トレチノインを使ってるからね」と笑顔。
そうでしたー。かの地ではトレチノイン酸が使えるのでした。
継続使用の結果という、これも貴重な例を見せていただけました。
ちなみにトレチノインはアメリカではシワ・ニキビの治療薬としてFDA(日本で言えば厚労省)に認可されています。日本でも治療薬として処方されることがありますが、残念ながらアジア人は白人種よりも炎症を起こしやすいので、刺激、赤み、炎症、皮むけなど激しい症状が現れやすいので、自己判断で使うことはNG。(レチノールなど、刺激を和らげた化粧品成分は使われています)
やっぱり、適切なケアを続ければ肌のコンディションは維持できるのだと確信。
維持できるってことはエイジングがゆっくりになるということで、
毎日のケアの積み重ねの結果が今なのだと改めて確信でき、ケアのモチベーションも上がりました。
デビッド オラントラック博士の肌は、私の中では男性の美肌の極致です
自分をケアし続けることって大切ですね。