昨日、遅咲きの桜を見に塩竈神社へ行ってきました。
神社の主祭神は塩土老翁神。
古くから航海・潮の満ち引き・海の成分を司る神として信仰されて来たそうです。
人々に製塩法を教えたとされています。
お参りをし、お清めの御塩「御神塩」をいただいてきました。
さて、桜ですが、国の天然記念物に指定されている塩竈桜 が満開でした
コロンとして可愛いらしい まるで手鞠のようです。
先端がノコギリ状になっているのが特徴です。
風に吹かれてゆらゆら、枝からこぼれ落ちそうです。
枝垂れ桜も満開です。
桜ではありませんが、こちらは同一境内に鎮座する志波彦神社の五葉松です。
凜として美しい!!上皇陛下が御手植されたのでしょうか。
手前の札には「上皇陛下御手植五葉松」と記されていました。
早咲きの桜やソメイヨシノはとっくに散ってしましまいましたが境内には、まだまだ多くの種類の桜が咲いています。
こちらは御所桜
塩竈桜のように、くす玉状に咲く特徴があるが、こちらのほうが大きい。
妹背
小菊のようでかわいい!
兼六園菊桜
その名の通り、金沢兼六園に原木があったそうです。
境内では塩竈桜より開花が遅く最も晩期に咲く桜のようです。
ウコン桜
花の咲き始めは黄色ですが、次第に白からピンクへ変わります。
撮った写真を見るまで気づきませんでした。ピンクがかった花がありますね。
御衣黄
こちらは緑色→黄緑色→黄色の順にに変化します。
この時は咲き始めの濃い緑色をしていました。
ここでは珍しい種類の桜に出会えます。
神社のHPには種類別に開花状況を随時更新しています。
皆さんもお目当ての桜の咲く時期をチェックしてみてはいかがですか?
参拝とお花見を終え次は、神社近くの「杉村惇美術館」に向かいました。
塩竈は学生時代お世話になった町で、ここの美術館や塩竈神社には良く来ていました。
その頃は美術館ではなく図書館が入っていました。
塩竈の町並みはすっかり変わってしまいましたが、この建物は変わっていませんね。
2階の常設展示室には塩竈市ゆかりの杉村惇画伯の作品が展示されていました。
絵画鑑賞した後は、1階の「談話室」でコーヒーと焼き菓子をいただきました。
なんだかここにいると時間が止まったように感じます。ノスタルジックな気分になりました。
学生時代に本を借りに来た図書室でのことを思い出しながら、のんびりとコーヒーを味わいました。いただいたレモンケーキ、レモンの酸味がきいていて美味しかったわ~
また来年桜の時期に訪れたいと思います。