こんにちは。
uminone 心理カウンセラー ayako です。
「できるようにさせなきゃいけない」
「できるようになることが子ども(利用者)にとっての幸せ」
「周囲より早くできるようになった」
「他の先生(職員)より、早く習得させた」
「しつけをきちんとしなきゃいけない」
「悪いことは悪いとわからせなきゃいけない」
私は保育を学んでいた学生の頃から、
知的障害者の施設や児童福祉施設に就職してからも、
何年もずっと腑に落ちないことがありました。
それは、
色んな職員がいて、
子どもや利用者に色んなかかわり方をする先輩たち・・
色んなやり方があっていいのだけど、
時には
「それってどうなのかな」、と思う
かかわり方も見てきました。
早く何かできるようになることは、
その子ども(利用者)にとって悪いことではない、
常識ある人間に成長する為に、しつけは大事、
良し悪しの判別ができることは大切、
そう思うと、それはそれで大切だよなぁ・・
と考えると、それ以上は考えるのをやめてしまっていました。
今年の春に保育・援助職に就かれた方も多くいらっしゃるかと思います。
最近は保育士不足が騒がれ、
「実は保育の仕事が夢だった」という
40代以上の方が保育士資格の取得にチャレンジし、
この春に保育士として新たな人生を歩まれてる方も多々見受けられます。
今は若い頃の自分に教えてあげたいです。
保育・援助方法に正解はないとしても、間違いはあるよ、
かかわりの上で 「順番は重要」なんだよ、と。
その順番とは何かについて今日はお伝えしたいと思います。
かかわりの上で大切な順番、
それは ・ ・ ・
『母性愛あっての父性愛』 ということです。
母性愛というのは、
「どんなあなたでも、あなたは愛される価値があり、大切な存在だよ」
という無条件の愛。
それにより 「安心感という土台」 ができます。
父性愛というのは、
「しつけや社会のルール、行動のアドバイスをし、実行する」
それにより 「自信が育つ」 のです。
人が快適に生きて行くために必要なのは、
「安心感と自信」 です。
安心感という土台の上に自信を付けていくのです。
これは子育て・利用者とのかかわり・人育てをしていく上で一番基本となることです。
よく、信頼関係が大切という言葉は聴きますね。
子ども(利用者)がしっかり自分を受け止められ、
安心して心を開けた時に初めて
「何かにチャレンジする」勇気がもてるのです。
そして、
「こんなことしたら相手は傷つく」
という、相手の立場にたった物事の考え方ができるようになります。
それは十分自分が受け止められた時に、
ようやく相手の立場に立つという心のゆとりが持てるからです。
ですが、
私たちは「先生」と呼ばれていくうちに勘違いをしてしまいます。
きちんとしつけなきゃ、できるようにさせなきゃ、と。
また、周囲にそのような先生・援助職員がいると、
焦りが出て、
子どもたち、利用者たちに早く色んなことを習得させねば = できる先生・援助者
と考えるようになります。
「先生」と呼ばれるにふさわしい人間性を第一にしていきたいですね。
uminone ayako