僕は今、嘘をついている

僕に今、嘘をついている

こんなこと、なんでもないんだって

渦巻く感情を小さな箱に押し込んで

無理やり蓋をかぶせてしまう

こんなこと、なんでもないんだって

絶対泣くもんかと唇を噛む

 

理性の僕は大人すぎて

感情の僕は子供じみて

 

暴れ出したい衝動をぐっと堪えて

ひらすらうずくまっている

顔を上げられないんだ、多分

的外れなことだって平気で叫んでしまうから

 

僕は、僕に嘘をついている

本当のことは、もう少し冷静になれるまで

口を閉ざして待っていて