ふわり

舞い降りる

見上げた君の頬に

ちいさな綿帽子のような雪

 

ふわり

差し伸べた右手のひらにも

ふわり

 

ねえ、目を閉じて

 

あ、と小さくつぶやいた

君の唇の上にも

ふわり

 

軽くつないだ

左手の指に力がこもり

 

染まりゆく冷えた頬にも

ふわり