「本田&梶原ライブ2」


感想のつづき。




5曲目「Hesitate~君に進む日~」


こちらは一転してばっちり綺麗なハーモニー。

アルペジオのギターも心地よく。



MC


ここで「たまには曲にちなんだ話を。」と言っておいて、

「これから言う話は今回やらない曲の事です。」という、

アマノジャク?な意味不明な梶原さん。

演らないのにちなんだ話を話す?・・・がそれがとっても面白く。


演る予定だったのは「リトル・ボーイ」

梶原さん作曲、本田さん作詞のウエストウッドの曲。


デビュー当時の本田さんの家賃5万円の原宿のアパートの話から

銭湯通いの話になって

いろいろ当時の話になったところで、

その部屋で梶原さんが出来たばかり曲を本田さんに聴かせて

本田さんがすぐに歌詞が浮かんだ!と作った曲が

その「リトルボーイ」なのだそう。


135は主に梶原さんが詞を書いているけど

「0%麗人」の曲が出来た時

誰が歌詞を書くか話し合いとなったのに

みんな逃れたいような雰囲気になって

梶原さんがしぶしぶ?書くことになったのだそう。


でも、次の曲は本田さんが作詞作曲をした曲ということで

その録音した時の話をして、曲へ。




6曲目「Callin'」


懐かしく静かに耳を傾けた。




7曲目「Your Invitation」


「初めて歌います」と本田さん。

歌詞が初々しいけど

誠実な雰囲気が伝わって本田さんぽいと思ったり。




8曲目「キッチンボーイ」


「ちょっとはじけましょうか!」と本田さんは叫び

力強い声に盛り上がる会場。

テンションが上がった。


「油まみれの」が「安室奈美恵」に聞えるという話も飛び出した。




ここで梶原さん、チューニング。

今回はiPhoneのアプリを使って。


便利な世の中になったものだ。


そして本田さんのお父様との思い出の話。

焼肉においでと良く誘ってもらったけど、

お父様の好物がミノなのだそうで

それも固いミノで。

梶原さんはカルビとか食べたいなぁと思いつつご馳走になったらしい。

梶原さんはひとつ食べるのに30分かかるほど固かったと(笑)。


ギターがとても上手な御方らしい。





9曲目「Dreamer」


12弦ギターで。

ハモってもらって歌う梶原さんが

ものすごく嬉しそうだった。

1人で歌ってた頃よりもずっと気持ちよさそうで?

気のせいかな。


歌うのはほんとは大嫌いとMCでおっしゃっていたけれど

梶原さんのギターに合わせて歌う本田さんを見ているのも

本当に嬉しそうで、昔に戻れて良かったですね!って内心思ったほどで。

 


岩井さんの歌詞の中でもこの曲は特に好き。

時折自分の反省点がこの歌詞であぶりだされる。


対人関係で、すごく信頼しているのだけど

会えばケンカを・・・って程じゃないけど

すぐ意見がぶつかってしまい、

うまく伝えられなくて、もどかしさもまたぶつけて後悔がたびたび。

空回りしてもさらに伝えようとムキになったり

頑張ってもひとりよがりになってしまいがちになったり。


「泣いてみればいい」もそうだけど

「泣きたい時に泣ける」

弱音ってほどじゃないけど

逆の言葉も伝えてみようなんて

違う道を示唆してもらえたような。

自分もDreamerだなたぁって思う。





11曲目「Fortune」


この曲も好きだなぁとしみじみ。

歌詞の二人が、本田さんと梶原さんのようにも思えてきたり。


でもってここで確信したというか。

今回も高木さんの曲は歌わない?

今回もたまたま歌いたかった曲が偏った?

実際はどうか分からないけど・・・。


高木さんの曲が聴きたいというより

大好きで聴きたい曲が高木さん作曲にもあるので

そういう曲も聴きたいような・・・ダメなのかな。

今回のライブに少し寂しさを感じた。


もちろんお二人の想いは測り知れないし

歌声を聴かせてもらえるだけでも嬉しいのだけど・・・。








つづく。